今回は、All About編集部が実施した「紫外線対策に関するアンケート」の結果を紹介するとともに、今からでもやるべき紫外線対策を解説します。
女性の約8割、男性の約5割が「紫外線対策」をしているが……
まずは「日ごろ紫外線対策をしていますか」のアンケート結果を紹介します。紫外線対策をしていますか
紫外線対策が十分でない場合、紫外線ダメージが蓄積されて光老化につながります。光老化は老化の約8割に該当し、皮膚のハリを保つ役割を果たす弾性繊維が壊されることが大きな特徴で、シミやシワ、たるみなどを引き起こします。
また、皮膚がんの発生とも関わりがあることが指摘されているだけに、しっかりと紫外線を防止することが大切です。最も有効な紫外線対策は、日焼け止めを塗ることで、崩れが気になった時や時間の経過とともに塗り直すことも大切です。
日焼け止めを「毎日必ず使う」女性は約2%
では日焼け止めはいつ塗るのが効果的なのでしょうか。次に女性212名に聞いた「日焼け止めを使用する基準を教えてください」のアンケート結果を紹介します。いつ日焼け止めを使いますか
紫外線は天候や季節に関わらず、室内にも常に降り注いでいます。そのため起床してカーテンを開けた瞬間から紫外線を浴びていることを意識し、できるだけ早く洗顔やスキンケアをしてから日焼け止めを塗ることが大切です。
また、日焼け止めは薄く伸ばしたり、使用量を少なくしては本来の効果が得られません。500円玉大を目安に、肌にペタペタと塗り重ねるイメージで日焼け止めを必要量塗りましょう。肌だけでなく、頭皮や髪にもスプレータイプの日焼け止めを塗る必要があります。
女性の8割以上が過去の紫外線対策を後悔
日々の紫外線対策にはかなりの努力が必要なもの。最後に「過去にもっと紫外線対策をしておくべきだったと思いますか」のアンケート結果を紹介します。過去の紫外線対策を後悔していますか
・すでにシミができているし、しわたるみもあると思う(40代 女性)
・若い時は小麦色の肌に憧れて紫外線とか気にしないで真っ黒に焼いていたので今になってツケで回ってきてるから(50代 女性)
・顔のしみ、手の甲のしみ、若い頃何の対策もなく日焼けをした結果だと思うと消せないのが悲しい(50代 女性)
紫外線対策は気が付いたタイミングからしっかりと行うことで、未来の肌老化を防ぐ効果が期待できます。日焼け止めも多種多様なものが販売されているので、自分にあったものを選ぶと快適に使用できます。
たとえば、これ以上シミが増えるのを防ぎたいなら美白有効成分が配合された日焼け止めを使う、乾燥肌なら保湿力の高いクリームタイプの日焼け止めを使うなど。
汗をかきやすい、屋外でスポーツを楽しむ習慣がある人は、ウォータープルーフなどの落ちにくい日焼け止めで、SPF値やPA値などが高く、紫外線防御率などが高い商品を使うことをお勧めします。
また、日焼け止めは朝塗ったままにしたのでは意味がありません。汗や皮脂などで崩れが気になった時や時間の経過とともに塗り直すことが大切です。メイクの上からでも使えるパウダーやスティック、コンパクトといった形状のもので塗り直しましょう。
このほか、日傘や帽子なども併用するとより効果的です。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 80名/女性 212名/回答しない 3名
・年齢比:10代 4名/20代 67名/30代 105名/40代 62名/50代 48名/60代 9名
・アンケート実施期間:2022年3月22日~23日