ダリエン国立公園

中南米にしかいない「新世界ザル」の一種、オマキザル科オマキザル属のノドジロオマキザル

中南米にしかいない「新世界ザル」の一種、オマキザル科オマキザル属のノドジロオマキザル

パナマ、1981年、自然遺産(vii)(ix)(x)
コロンビアの世界遺産「ロス・カティオス国立公園」に隣接し、南米と北米をつなぐ地峡部にあり、双方を行き来するピューマなどの動物の重要な移動路となっている。ジャングルが深いうえに自然保護の問題もあってほとんど道路がなく、コロンビア - パナマ国境は陸路移動がほとんどできない。海岸線にはマングローブ、内陸部はジャングルが生い茂り、カピバラやオセロットなどの哺乳類をはじめ、1,000種以上といわれる鳥類など、数多くの動植物が確認されている。

 

ベリーズのバリアリーフ保護区

ベリーズ、1996年、自然遺産(vii)(ix)(x)
オーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐ世界第2位の規模を誇るサンゴ礁。ユカタン半島に降った雨は石灰質のカルスト大地に素早くしみ込み、地下水脈を通して海に出る。そのため川がなく、土などが流れることがないため、透明度が非常に高く美しい海で知られている。ベリーズバリアリーフは美しいだけでなく地形も独特で、カルストが溶けてできた海底鍾乳洞が無数に口を開けており、闇の中に住みつく固有種も数多い。

古代都市テオティワカン

月のピラミッドから見た使者の道と太陽のピラミッド。太陽のピラミッドは高さ74m、底辺225m×222mで、世界3番目に大きいピラミッドともいわれる 牧哲雄

月のピラミッドから見た使者の道と太陽のピラミッド。太陽のピラミッドは世界3番目に大きいピラミッドともいわれる ©牧哲雄

メキシコ、1987年、文化遺産(i)(ii)(iii)(iv)(vi)
テオティワカンは紀元前2~紀元7世紀頃に栄えた文明で、4~6世紀には15~20万もの人々がここに住み、メソ・アメリカ最強の都市国家として君臨した。14世紀、この遺跡を発見したアステカ人たちは、これが人の手で造られたとは信じられず、神が集う場所=テオティワカンと呼んで、ここを聖地として生け贄を捧げて崇めた。都市は整然と区画整備されており、太陽と月のピラミッドをはじめ数々の神殿があり、中央を長さ5kmの死者の道が貫いている。

紹介記事はこちら>>古代都市テオティワカン/メキシコ

 

古代都市チチェン・イッツァ

天文台カラコル。ここで太陽や月の観測を行い、天体の位置と季節の関係から農耕の時期を見定めた。マヤ文明の遺跡でもドームの形は珍しい ©牧哲雄

天文台カラコル。ここで太陽や月の観測を行い、天体の位置と季節の関係から農耕の時期を見定めた。マヤ文明の遺跡でもドームの形は珍しい ©牧哲雄

メキシコ、1988年、文化遺産(i)(ii)(iii)
マヤ=生け贄というイメージそのままの遺跡がチチェン・イッツァだ。戦士の神殿では生きたまま胸を切り裂かれた生け贄の心臓が、神の使者チャック・モール像のお盆に乗せられて太陽神に捧げられた。球戯場では命がけのゲームが行われ、勝者は名誉ある生け贄として喜んで殺されたようで、生け贄の頭蓋骨はツォンパントリと呼ばれる頭蓋骨模様を持つ基壇に並べられた。また雨の神チャックへ捧げる生け贄は、聖なる泉セノーテに生きたまま投げ込まれた。

紹介記事はこちら>>チチェン・イッツァ/メキシコ

 

古代都市ウシュマル

魔法使いのピラミッド

雨の神チャックに捧げられたといわれる魔法使いのピラミッド ©牧哲雄

メキシコ、1996年、文化遺産(i)(ii)(iii)
魔法使いが育てた小人が一夜で建てたという伝説を持つ魔法使いのピラミッドや、雨の神チャックや羽を持つ蛇の神ククルカンといった神々の像で埋め尽くされた尼僧院など、クプウ式の美しい建造物群で知られる古代都市ウシュマル。ウシュマルはチチェン・イッツァと組んでユカタン半島北部を支配し、マヤ文明の全盛期をリードした。

紹介記事はこちら>>古代都市ウシュマル/メキシコ

 

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