肉類はパーツによっては脂の割合が極めて多いので、高エネルギーの食材になってしまいます。よってダイエットのためにはベジタリアンのように食べない、牛肉や豚肉など一部の肉は食べない等いくつかの食事法をご紹介してきました。
今回は、そのように極端に肉を禁忌するのではなく、肉は肉なりにできるだけヘルシーに食べるための基礎知識についてご紹介。まずは肉の中でも牛肉についてです。
パーツ選びで50パーセントカロリーオフ!
肉はパーツ選びを間違うと非常に高カロリー! |
ダイエット的に危険なパーツを挙げれば、ばら、サーロイン、リブロース、肩ロース。比較的安全なパーツはランプ、ヒレ、ももで、特に赤身のもも肉が最もダイエット中はおすすめの牛肉のパーツと覚えておきましょう。
例えば、ステーキ(サーロイン、ロース)やビーフシチュー(ロース)や肉じゃがの具(ばら)、すき焼き(ロース)や牛丼(ばら)などもすべて赤身のもも肉にするだけで、普段よりも一食あたり200kcalは低エネルギーにすることができます。
ちなみにいわゆる”霜降り”はロース系で、かつ高エネルギーであるほど高級と言われる場合が多いので特にご注意を!
調理法でさらに30パーセントカロリーオフ!
油を使わない調理法で食べましょう! |
そういう意味で最も脂が落ちて低エネルギーになる調理法はゆで汁を飲まない条件で「茹でる」。また、比較的油が落ちる調理法としては網焼き、蒸し焼きがあり、肉本来のエネルギーより高エネルギーになる(ダイエット中に)危険な調理法は、油を引いたフライパンでの「炒める」、さらに小麦粉などをまぶして油で「揚げる」となりますのでこれらの調理法に要注意。
付け合せを選んでさらに10パーセントカロリーオフ!
高エネルギーの付け合わせに注意! |
そもそも肉料理は洋食の典型ですので、どうしても付け合わせも洋食独特の高エネルギーのが添えられがちです。例えばステーキにはフライドポテトやほうれん草のソテー、にんじんのグラッセなど。どれも元の素材よりも油が添加されて高エネルギーになっています。
付け合わせも肉と同じく、生、ゆで、蒸しなど油を使わない調理方法が用いられたものを選ぶのがダイエット中は賢明です。
以上、ダイエット中に牛肉を食べる際には上記のことをお忘れなく。