学年が上がると直面する、中学受験と習い事の両立

学年が上がるにつれて、塾の授業時間が多くなり、通熟日数も増、習い事と両方を続けるのは難しくなってくるでしょう

中学受験と習い事の両立、または整理の仕方、これは中学受験を考えているご家庭の多くが直面する問題です

中学受験を目指している場合、塾以外の習い事はどのようにすればよいのでしょうか。この問題は、受験を考えているご家庭の多くが直面する問題だと思います。
 
中学年の頃は、習い事と塾の両立もスムーズにできるのですが、学年が上がるにつれて塾の授業時間が多くなり、通塾日数も増えてきます。特に5、6年生になると、塾の勉強内容が難しくなると同時に宿題も増え、時間的にも他の習い事を続けることは困難になってくるでしょう。
 
そのため、子どもの方から習い事をやめたいと言い出す場合もありますし、塾によっては、受験クラスの生徒に、他の習い事をやめるよう促すところもあります。

一方、反対にどうしてもその習い事を続けたいという場合もあるでしょう。好きで始めて、頑張って続けてきた習い事を途中でやめたくないと思う気持ちはあって当然ですね。そのような場合は、どう対応すればよいのでしょうか。
 
中学受験を目指している子どもの塾と習い事の整理の仕方について説明します。
 

子ども自ら「習い事をやめたい」と言い出した場合

中学受験は親の想いや希望からされる方がほとんどでしょう。

しかし、塾に通い始め、周囲の友達が受験を目指して、頑張って勉強している姿を見たり、自分の模擬試験の成績が思うように上がらなかったりすると、子ども自ら、他の習い事をやめたいと言い出すようなこともあると思います。
 
その場合は、中学受験に向けた塾だけに絞ることで問題はないでしょう。ただし他の習い事をやめるだけで、成績の伸び悩みが改善されるわけではありません。習い事に通っていた時間やパワーを勉強に注ぐことが大切です。本人が努力しなければ、やめた意味がないことをしっかり確認しておきましょう。
 

子どもが「習い事を続けたい」という意志がある場合

一概に習い事と言っても、自宅での練習が必要なもの、多くの時間や体力を費やすもの、多種多様です

負担がない教室の場合、子どもが「やめたくない」と思うのであれば、続けることで、かえって生活にメリハリができ、勉強の効率が上がることもあります

本人が習い事をやめたくない、続けたいという意志がある場合、親子でしっかり話し合うことが大切です。頭ごなしに「中学受験の勉強に専念しなさい!」「他の習い事はやめなさい!」では、子どもは納得しないでしょう。

「あの時、無理やり親にやめさせられた」と心に残り、子どもの後の人生にネガティブな影響を及ぼすことも懸念されます。また、子どもにすれば、その習い事が癒しになっていたり、厳しい受験勉強の中、心の均衡を保つことが必要なのかもしれません。

では、子どもが習い事をやめたくないと言った場合、どのように対応すればよいのでしょうか。

一概に習い事といっても、多種多様です。その時間だけ通えばよいものもあれば、自宅で練習が必要なものもあります。またスポーツ系のクラブチームや道場は、休日も練習や試合が行われたりし、多くの時間や体力が消耗されます。習い事によっても、その対応は異なってきます。それぞれについて、ポイントをお伝えします。
 

時間や体力の負担が少ない習い事は“気分転換”に

たとえば絵画や書道など芸術系の習い事は、その時間帯のみ通えば続けられることが多いもの。また、そろばんや英会話などでも、宿題を出されない教室もあるでしょう。

その場合、子どもが「やめたくない」と思うのであれば、続けることでかえって生活にメリハリができ、勉強の効率が上がることも期待できるでしょう。
 
またピアノやヴァイオリンなど自宅での練習が必要なものは、受験勉強と練習時間との兼ね合いをどうするか検討し、日常生活の計画を立てた上で「できる」と思うのであれば、続ければよいと思います。中学受験することを先生に相談すると、そのことを考慮して、レッスンをしてくださる場合もありますので、それらも含めて考えるとよいでしょう。
 

時間が長く体力の消耗が大きい習い事は“優先順位”を考えて

中学受験を機会に、将来のことも含め、その習い事にどのように取り組むか、親子でしっかり話し合うとよいでしょう

運動系の習い事は、習い事の帰宅後に勉強に取り組むには、体力はもちろん、かなりの精神力が必要です

スポーツ系の習い事は体力の消耗も大きく、練習の帰宅後に勉強に取り組むには、体力はもちろん、かなりの精神力も必要です。特にサッカーや野球などのクラブチームでは、休日も練習や試合が行われることも多々あり、勉強の予定を立てることが困難です。
 
できる限り両立したいという子どもの強い意志があるのならば、個別指導や家庭教師など、融通の利く方法に変えるというのも選択肢です。ただし1日に与えられる時間は、24時間同じですので、それぞれに費やす時間が減る覚悟も必要です。

もちろん、受験が終わるまで休むという選択肢もあります。しかし、どうしても続けたい、将来本格的な選手になることも視野に入れたいという子どもの気持ちがある場合、その厳しさを話すと同時に、中学で受験する意義を再度、親子で考え直すこともありかもしれませんね。
 

優先順位の熟考は、子どもを大きく成長させる

中学受験をする場合、習い事の整理は必ず出てくる問題です。どの習い事を選択するか、最終的には、本人の意思を尊重しましょう。ただし子どもが決して悔いを残すことなく、しっかり考えるように、親のアドバイスは必要です。

「どの習い事もやめたくない」とはじめは思っていても、勉強がおろそかになるだけでなく、宿題にも手が回らず、体力的にも精神的にも辛くなってくれば、子ども自身が「選択」の必要性を感じるでしょう。それは、習い事だけでなく、人生について考えるきっかけにもなります。

何を続けて何を諦めるか、その優先順位を熟考するだけでも、子どもにとっては大きな成長になります。その習い事にどう取り組むか、将来の夢や進む道も含め、親子でしっかり話し合う機会を持ちましょう。



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