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お子さんのことですから不安ですよね

2学期がいよいよスタートし、過去問演習が始まるなど中学受験の世界も終盤戦を迎えています。各ご家庭でも「このままじゃ受からない」「滑り止めはどこを受けようかしら」「全部落ちたらどうしよう」といった不安が噴出していることと思います。

過去問題でなかなか合格最低ラインを越えなかったり、相変わらず計算問題でケアレスミスをしているようなお子さんの様子を見ていると、保護者の皆さんとしては気が気ではないでしょう。つい、些細なことで必要以上に叱りつけたり、イライラが募っているのではないでしょうか。

今日はそんな保護者の皆さんの不安を解消するために、直前期のこの時期にどんな風に過ごしたらよいかを、具体的にお話ししてまいります。この記事を読んで、保護者の皆さんが少しでも気持ちを楽に、中学受験を乗り切っていただけたら嬉しいです。

1. 勉強はこれまでのペースを守る

成績が伸び悩んでいたり足りていなかったりすると、保護者の皆さんは焦って「家庭教師をつけなきゃ」とか「睡眠時間を削って勉強させないと」と、さらに子どもに負荷をかけようとします。もちろん心血充実していればそれもアリだとは思いますが、直前期にペース配分を間違えると、かえって調子を崩してしまうこともあります。

大切なことは「量的補完」ではなく「質的補完」を目指すということです。勉強を大量にやらせるのではなく、弱点単元を集中的に学習し直すことで成績は伸びるもの。これまで受けた模試などをもう一度チェックし直して、どこで失点しているのかをしっかりと分析しましょう。

そうはいっても「今のままでは志望校に合格できない場合、どうしたらいいの?」そう思われた方もいらっしゃるでしょう。お子さんがこれまでずっと努力してきた場合、逆に少し脳を休ませることで力を発揮できるようになる場合もあります。「押してもだめなら引いてみな」という先人の言葉もありますので、思い切って休養を取り入れてみてください。逆に、ここまであまり勉強してこなかった子は、少し負荷をかけてもいいかもしれません。

2. 併願作戦の練り直しをする

このままでは全部落ちてしまうかも知れない、という不安をお持ちの方も多いはず。実際、全受験生の6%くらいの生徒は、中学受験で「全落ち」というのを経験します。ある大手塾ではすべて不合格になる生徒の数は10%にも達します。決して他人ごとではありませんね。

こうした不安を解消するには、やはり「併願作戦の練り直し」が有効でしょう。親心として「少しでもいい学校に合格してもらいたい」と思うのは無理からぬこと。しかし一方で、「全落ち」の危機を回避するには、子どもの実力をしっかりと見極めた作戦が必要となってきます。

おススメなのは、2月1日にしっかりと合格校を確保しておくことです。

最近の入試では「午後受験」も一般化してきていますので、うまく活用してまずは1校、合格を取っておくのが良いでしょう。特に最近では中学受験の世界が全体的に安全志向となり、中堅上位の学校を中心として倍率の高騰が目立ちます。より綿密な作戦が必要となってきますので、塾の先生などとよくご相談ください。