具体的にガイドが見つけたのは、週刊朝日(朝日新聞社)2002年2月8日号の記事「低インシュリンダイエット理論に落とし穴!?」で、批判されている人は先の永田氏、批判している人は日本糖尿病学会会長の河盛隆造順天堂大学医学部教授と、メールマガジン医師が教える1分ダイエットの発行者の医師(匿名)と肥満学会所属の医師(匿名)です。
以下、週刊朝日における批判の内容について、まとめると、
【河盛氏】
低インシュリンダエイットの理論は医学的にみて間違いだらけ。特に、血糖値の上昇を抑えれば、インシュリン分泌を抑制でき、脂肪がなくなるという理論は河盛氏本人の研究結果に照らしても完全な誤り。またGI値は個人によってばらつきが多くあてにならない。このダイエット法では糖尿病予備軍の糖尿病を発症させかねない。
【メルマガ「医師が教える!1分ダイエット」医師】
永田氏の「リバウンドがないダイエット」は疑わしい。ダイエットは1、2ヶ月だけ体重が減ったとしても成功とは言えない。白米やジャガイモを食べない生活は長く続けられるものでもなく、リバウンドする可能性が大いにある。
【肥満学会の医師】
高タンパク質食を摂りつづけるとカルシウムの吸収が悪くなることがあり、このようなたんぱく質過多の食事では骨粗しょう症を引きおこしかねない。 等
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