ポイント1:洗顔では「メイクや皮脂汚れをしっかり落とすこと」に徹する
「洗顔でしっかり汚れを落とすこと」はスキンケアの基本。汚れが残っていると、化粧水などの保湿成分が浸透しないことも……
ポイント2:アイテムを使ったケアは「肌に与える順番」に注意
保湿がされていないと、肌のバリア機能が低下し、花粉やマスクなどの刺激を受けやすくなってしまいます。トラブルに負けない肌を作るためには保湿が大切です。そのため、洗顔後のスキンケアは「肌に与える順番」を意識して保湿効果を高めましょう。油分が少ないものの方が肌に浸透しやすいので、洗顔後のまっさらな肌につけるのは化粧水から。その後、美容液や乳液、クリームなど、徐々に油分の多いものにしていくと保湿成分が肌に浸透しやすくなります。仕上げはクリームなど油分の多いもので蓋をする、油分を補うようにすると、水分も蒸発しにくくなり効果的です。ポイント3:マスク刺激が起こりやすいパーツは入念にケアする
目の下(下瞼)と頬骨が出ている部分はケアを念入りに
ただし、「花粉症皮膚炎」と「ニキビ」は別物。治療方法も違うため、自分がどちらのタイプなのか見極める必要があります。わからない時は自己判断せず医師の診断を受けるように。なにはともあれ、潤っている肌はバリア機能が正常に働きトラブルが起きにくいといえます。そのため、目の下や頬のあたりはいつも以上に保湿をしっかりするようにしましょう。
ポイント4:入浴後のスキンケアは5~10分以内が勝負
出典:早坂信哉,他:入浴後皮膚乾燥と入浴中塗布化粧品の保湿効果.日本健康開発雑誌39:1-5, 2018.(記事「お風呂上がりの保湿は○分以内!肌の乾燥予防リミット」より)
いつも使用しているアイテムでも、刺激を感じることがあれば、一時的に使用を控えるように。肌トラブルを感じている時ほど、あれこれ使ってお手入れしたくなりますが、むしろ使うアイテムを減らし、保湿を重点においたシンプルケアを心がけましょう。