春を感じる旬のおかず！コリコリ食感の「たけのこ」絶品レシピ4選

春の味わい！ おもてなし料理にも使えるたけのこのレシピ

春真っ盛りに旬を迎えるたけのこは、煮物や炊き込みご飯、お吸い物など春を感じるメニューがたくさん。シャキシャキの歯ごたえにあっさりとした味わいで、和風や中華だけでなく、意外にも洋風の味付けにもぴったり。おもてなし料理にもおすすめの簡単なお吸い物や旬のたけのこをまるごと味わえるグリル焼きなど、たけのこのレシピを集めました。
 

1：たけのこのアンチョビ炒め

あっさりとしたたけのこにニンニクやアンチョビが香る、イタリアンなたけのこのレシピです。たけのこはサッと炒めて、コリコリの歯ごたえを楽しみます。和風や中華のイメージが強いたけのこも、ビールだけでなく、ワインにもぴったりな一品に！

【作り方】2人分

1. たけのこの水煮（または、あらかじめ茹でてあくを抜いておいたもの）130gは、根元のかたい部分を輪切りにし、その他の部分は食べやすいようにスライスする。にんにく1片、アンチョビ1枚、パセリ適量はそれぞれみじん切りにする。赤唐辛子1本は種を取り、輪切りにする
2. フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにく、アンチョビ、赤唐辛子を入れて弱火で熱し、アンチョビを崩しながらにんにくの香りが出るまで炒める
3. たけのこを入れてアンチョビを絡ませるように炒め、味見をして塩気が足りなければ塩少々を加える。仕上げにコショウ少々、パセリを散らす

 

2：新たけのこのグリル焼き

新たけのこが手に入ったら、ぜひ味わいたいレシピ！ たけのこのグリル焼きです。外側はカリッ、中はホクッと焼きあがり、新たけのこならではのほろ苦さや香りなど、たけのこの美味しさがまるごと味わえます。焼きあがった香ばしいたけのこは、そのまま食べたり、酢醤油やわさび醤油、柚子胡椒、レモン汁でいただくのもおすすめです。

【作り方】2人分

1. 下ごしらえをしたたけのこ1本を4等分に切る
2. たけのこをボウルに入れ、サラダ油大さじ1と塩小さじ1/2を加えてまぶす
3. 魚焼きグリルにたけのこを並べ、弱めの中火で表を10分、裏を3分、焦げ目がつくくらいを目安に焼く（両面焼きの場合は弱火で5～7分ほど）

 

3：たけのこで作るキムチメンマ

  茹でたたけのこで作るキムチメンマは、しゃきしゃきとした歯ざわり、ニンニクとショウガがきいたピリ辛味が一度食べたらやみつきに。ご飯にもお酒にも良く合います。パック詰めや、瓶詰め缶詰の水煮たけのこで作れば、さらに簡単！ 子供にも大人にも大人気で、定番にしたいたけのこレシピです。

【作り方】4人分

1. 茹でたたけのこ1本を5cmぐらいに切って二つ割りにし、横のふしの部分を削り取る。ふしも外側の部分も、ラーメンにのっているシナチクのような感じに切る。穂先の部分も形を合わせて切る
2. ショウガ1片とニンニク1片は薄く切り、赤唐辛子1/2本は種を除いて小口切りにする
3. 鍋にごま油大さじ1とニンニク、ショウガ、赤唐辛子を入れて弱火にかけて炒め、香りを出す。豆板醤小さじ1/2を入れて軽く炒め、強火にしてたけのこを加えて炒め合わせる
4. 水200mlと、中華だし（ウェイパーなど）小さじ1、酒大さじ2、みりん大さじ2、砂糖大さじ1/2、醤油大さじ2、塩少々を加え、落とし蓋をして煮て、煮立ったら弱火と中火の間ぐらいにしてグツグツと15～20分ほど、時々かき混ぜながら汁気が少なくなるまで煮る。煮ている間に長ネギ8～10cmを細く切って水にさらし、白髪ねぎを用意しておく
5. 強火にして煮汁を絡め、ごま油小さじ1を回し入れて軽く混ぜ、火を止める。器に盛りつけ、白髪ねぎを天盛り（少し小高く盛り付け）し、白ごま少々を振りかける

 

4：あさりとたけのこのお吸い物

見た目にも春をたっぷり感じられる、あさりとたけのこのお吸い物。趣たっぷりの一品も、水煮たけのこを使うので短時間で完成！ ひな祭りやおもてなしにもぴったりです。お吸い物、チャウダーや酒蒸しは、あさりの旨み成分や栄養分をそのまま食べられる調理法。あさりの旨みを味わいながら、たっぷりの三つ葉から香る、春の香りを楽しみましょう。

【作り方】4人分

1. 殻付きのあさり150gを砂抜きする
2. 鍋に水を入れて沸騰させ、砂抜きをしてザルからあげたあさりを入れる。途中でアクをすくいながら、あさりがすべて口を開くまで加熱する。水煮たけのこ40gはひと口大に切る
3. 鍋にたけのこ、酒大さじ1、醤油小さじ1/2、塩小さじ1/8を入れ、さらに2分程加熱する
4. 椀に盛り付け、粗く刻んだ三つ葉4g程度をあしらったら、完成