正月太りでたるんだ「お腹」はゴロ寝エクササイズで解消!
年末やお正月は、美味しいものを食べたり飲酒したりする機会が増えますよね。年越しそばやおせち、お餅など、ついつい食べ過ぎてしまう……なんてことありませんか。また、今年の年末年始は新型コロナウイルス対策のため、外出は控えてお家にこもって過ごしている方も多いのではないでしょうか。普段よりも食べる量が増えるだけではなく、運動量も減りやすいこの時期に特に注意したいのが「正月太り」です。なんだかお腹がポッコリしてきたなと感じたあなた、もしかしたら正月太りかもしれません。
そこで今回はウェルネス&ダイエットエキスパートの私が、正月太りの原因を解説し、一番太りやすいパーツでもあるお腹をシェイプアップさせる、ゴロゴロ寝ながらできる簡単エクササイズを3つご紹介します。
「正月太り」を招く三大原因!
1. 食生活の乱れ大晦日からお正月にかけては、気分的にお休みモードになっているので気が大きくなり、食欲のコントールが効かなくなりがちです。いつもと違ったメニューやごちそうが連日並ぶことも多く、ついつい食べ過ぎてしまうことが正月太りの原因となります。
2. 実は塩分の多い正月料理
お正月に欠かせないおせち料理は、保存食としての側面もあるため多くの塩分が含まれています。また、お酒のおつまみも塩分たっぷり。人間は塩分をたくさん摂取すると、血液中の塩分濃度を薄めようと体内に水分を保持しようとするためむくみが生じます。このむくみが正月太りの原因とも考えられます。
3. 運動不足
習慣的に運動をしている人でもお正月シーズンは寒さが故にお家の中で過ごす時間が増え、体を動かすことを怠ってしまいがちです。ダラダラと過ごしていてはカロリーの消費が追い付かず、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまい、正月太りが加速してしまいます。
以上の三拍子がそろうと体重増加へまっしぐら……という結果になってしまいます!
寝ながらでも痩せられる!太ったお腹に効く簡単エクササイズ
今回ご紹介するエクササイズは自宅でも手軽にできて、しかも、ゴロゴロ寝ながらお腹痩せを実現できてしまうんです。正月太りを解消するべくぜひ今すぐ実践しましょう!■脂肪でダブつくウエストをキュッと引き締める
step 1 仰向けになり、両脚を90度に曲げた状態で浮かせます。ひざ下は床と水平に、膝は股関節の真上にくるようにします。両腕は天井に向かって真っすぐ伸ばしてください。
step 2
息を吸いながら両脚を右にねじります。この時、みぞおち辺りからねじるようにし、特に左の背中が床から浮いてしまわないように注意しましょう。
step 3
息を吐きながら(1)の状態に戻ります。
step 4
息を吸いながら両脚を左にねじり、息を吐きながら(1)の状態に戻ります。お腹を意識しながらねじり、脚の筋肉は休ませておくことがポイントです。(1)~(4)を5回繰り返しましょう。
■ポッコリ下腹とおさらば!曲げ伸ばしエクササイズ
step 1 仰向けになり、両脚を90度に曲げた状態で浮かせます。ひざ下は床と水平に、膝は股関節の真上にくるようにします。両腕は天井に向かって伸ばしましょう。
step 2 息を吸いながら膝の延長線上につま先を伸ばし、息を吐きながら下腹を使って(1)の状態に戻します。脚の重みをすべて下腹で支えるように意識するのがポイントです! この動きを10回繰り返してください。
■浮き輪肉をそぎ落とす!脇肉に効く脚上げエクササイズ
step 1 横向きになり、下の腕を伸ばしてその上に頭を乗せてください。上の手は胸の前に軽く置きます。両脚はぴったりと閉じ、足の甲は前に向けます。この時、両足の甲をしっかりそろえて外向きや内股にならないように注意しましょう。また、お腹は全部床につけずに少し引き上げて空間をつくってください。
step 2
息を吐きながら両脚を上げていきます。腰骨と肋骨を近づけるようしながら両脚を浮かせ、息を吸いながら床ギリギリまで両脚を下ろします。(1)~(2)の動きを10回繰り返します。反対側も同様に行ってください。
正月太り解消は、早めに早めに手を打つことが肝心です! 「太ったかも⁉」と思ったら、速やかに元の生活習慣に戻しつつ、今回紹介したエクササイズを実践してみてくださいね。