スッと長くて、白と緑の分け目がくっきりとしているのがよいねぎです
スッと長く、白い部分と緑の部分のコントラストがきれいなねぎ。冬場にもっともおいしい時期を迎え、鍋物には欠かせない野菜です。ねぎは大きく分けて、白い部分が多い「根深ねぎ」と青い部分が多い「葉ねぎ」に分かれます。それぞれ、選び方や保存方法が違うので、2種類あることを知っておきましょう。
ねぎの栄養のハナシ
風邪や冷え性によいとされるねぎ。なぜだか知っていますか? ねぎに含まれる硫化アリルという成分は血行をよくして、体を温める効果あります。また、血行がよくなることで、代謝もよくなり、脂肪燃焼にも一役買ってくれます。この硫化アリルは、ねぎの持つにおい成分なのですが、その他にも殺菌効果や肉・魚の消臭効果も期待できます。
ちなみにねぎ自身にはカルシウム、リン、鉄分、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなどの栄養を含んでいます。
よいねぎの選び方
根深ねぎは、白い部分と緑色の部分をチェックします |
■葉ねぎ: 葉の緑色が、先の方まで鮮やかで濃く、ピンとしているものを選びましょう。
ねぎの保存方法
ねぎは横にすると、立とうとする習性があるので、余分なエネルギーを使ってしまいます。保存するときは立てて! |
- 洗ってあるねぎは、根元を切って、水分が蒸発しないようにポリ袋に入れて、冷蔵庫で立てて保存
- 余らせてしまったねぎは、しなびやすいので、ラップにくるんで冷蔵庫で保存
- 泥つきのねぎは新聞紙にくるんで、立てて冷暗所で保存
- 葉ねぎは、痛みやすいので、湿らせた新聞紙にくるみ、冷暗所で保存
- 小口切りにしたねぎは、少量ずつラップして、冷凍庫で保存ですれば、必要な量を、必要なだけ使うことができます