ベルギー生まれの植物性食品ブランド「ALPRO(アルプロ)」が、日本にも本格上陸! スーパーなどにも置かれていて、すでに特設コーナーが作られるほど人気を呼んでいます。
その理由は、普段飲んでいる牛乳に比べて、低カロリー、低糖質、コレステロールゼロというダイエット効果と、植物由来のタンパク質、抗酸化物質など、優れた健康美容効果が手軽に取り入れられるから。美容や健康にどんな魅力があるのか、イチオシのポイントをお伝えします。
オートミールなどの「オーツ」がブームに! その魅力とは?
穀類らしい自然な甘みがあり、食物繊維が豊富なところがうれしい「オーツミルク」。実は今、「オートミール」を筆頭に、グラノーラやオーツクッキーなど、「大麦(オーツ)」自体がブームになっているのです。
「オーツ麦」は栄養リッチな食材で、とくに食物繊維が豊富。しかも、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれている点が注目されています。
水溶性食物繊維はこれらの豊富な食物繊維などの働きで、血糖値が急上昇しにくい低GI食品としても知られ、ダイエットに関心が高い層に人気。代謝を高めるビタミンB群や、免疫力を高めるミネラルなども豊富です。
優れた健康&美容効果がある、オーツミルクの魅力を詳しく紹介します。
魅力1:コレステロールゼロかつ低GI、食物繊維たっぷりだから「腸活向き」
動物性脂肪の摂取量増加と野菜不足で、日本人の腸内は乱れがち。現代の日本はタンパク質ブームで、肉類に偏りがちの傾向があります。特に40代を超えると、動物性脂肪やコレステロールの取りすぎは大腸に負担をかけ、太りやすくなるだけでなく、肌など見た目の老化を促進することもあり、美容と健康の大敵です。大切な食物繊維やビタミンの摂取源である野菜や果物の摂取は減少の一途。日本人の食事摂取基準(2020年版)で成人男性で1日21g以上、成人女性で18g以上のところ、現状は15gにとどまっています。そういった意味でも、毎日飲むドリンクを置き換えて脂肪を抑えたり、ちょい飲みで食物繊維を補ったりすることでバランスを取ることは、無理なく健康になれる方法としておすすめです。
魅力2:オーツ麦が持つ、天然の「ほのかな甘味」が美味しい
プラントベースドミルクは、ヴィーガン向けのメニューというイメージがありましたが、今は肉や魚も食べる人でも、おいしく健康的に飲めるものとしてポピュラーになってきました。中でもオーツミルクがイチオシの理由は、オーツ麦由来の天然でやさしい「ほのかな甘味」にあります。シロップなど甘味料を減らしても美味しく飲むことができ、カロリーや糖質カットにも便利です。米を主食としてきた日本にとって受け入れやすいはず。
豆乳やアーモンドミルクが苦手な人もぜひチャレンジしてみて! サラッとしたテクスチャ―なので、牛乳より飲みやすいと思う方もいるかもしれません。
魅力3:フォームド(泡立ち)可能! スタバでも採用され、アレンジ自在
オーツミルクがスタバなどのコーヒーショップで採用されているのは、フォームド(泡立ち)が可能だから。フラペチーノやカプチーノはもちろん、SNSで人気の二層ラテ「ダルゴナコーヒー」などのおしゃれなカフェメニューに使えるんです。これはオーツミルクが適度に炭水化物を含んでいるからで、「ヘルシーでありながら好きなメニューは楽しみたい」という時代にマッチしている食材と言えますね。
スターバックス ティー ラテは5種類の茶葉から選べる
ちなみに私は、スタバの「ほうじ茶ラテ(ほうじ茶 ティー ラテ)」を「オーツミルク」にカスタムするのが好きです。ほうじ茶も同じ「穀物系」なので相性がよく、とてもやさしい味になります。表現するなら「薄うま系」。
ほうじ茶 ティー ラテ
日本で古くから親しまれているほうじ茶をミルクとの相性を追求して誕生した、日本限定ティー ラテ。ミルクの甘い香りの中に、香ばしい香りがしっかりと漂う、甘さ控えめのティーラテです。
イングリッシュ ブレックファスト ティー ラテ
紅茶の伝統的な味わいがラテスタイルで楽しめます。ミルクとの相性を考えてブレンドしたティーに、温かなスチームミルクとふんわりフォームミルクで仕上げました。上品な香りと優しい風味が特徴です。
アール グレイ ティー ラテ
ラベンダーの香り華やぐアールグレイに温かなスチームミルクとふんわりフォームミルクで仕上げました。バニラシロップで甘さを加えることで、より華やかな印象です。
カモミール ティー ラテ
鮮やかなシトラスに、カモミールとラベンダーの柔らかな香りをブレンドした香り豊かなノンカフェインのティー ラテ。一口飲むとミルクの甘さの中に華やかな香りを感じることができます。
出典:スターバックス ジャパン公式 / ティー ラテ TEAVANA™
一方、脂質主体のアーモンドミルクは炭水化物が少ない分、フォームドが難しく、カフェカスタマイズには向いていません。オーツミルクよりも低糖質・低カロリーな分、ダイエット向きではあるので、そのまま飲んだり、スムージーやスイーツにしたり、クリーミーで乳化しやすい特徴を活かして、オイルと合わせたドレッシングやパスタソースなどにアレンジするのにも向いています。アーモンドミルクをスタバでカスタムするなら、ガツンとしたコーヒーベースの甘いフラペチーノが美味。脂肪の強さでリッチ感が出ます。
用途に合わせて選ぶことで、それぞれの魅力をより感じられますよ。
ALPRO(アルプロ)の「オーツミルク」
ALPROは、1980年にベルギーで生まれた植物性食品ブランド。最大の魅力は、人工甘味料を使わずに、オーツミルクの魅力である「天然の甘さ」を活かしていること。酵素分解する過程でオーツ麦由来の甘さが出るので、白砂糖や人工甘味料を使わなくても、ほんのりとした甘みを感じられるのです。
天然の水溶性食物繊維・イヌリンも、ほのかな甘味を加えている立役者。100mlあたり、2g~1.4gの食物繊維が含まれています。
ますます広がるプラントベースドミルクのニューカマー「オーツミルク」。その新しいテクスチャーと腸活パワーをぜひ試してみてくださいね!
DATA
ALPRO┃オーツミルク ほんのり甘い
内容量:250ml、1000ml
原材料:オーツ麦(えん麦)、食物繊維(イヌリン)、ひまわり油 、食塩/リン酸カルシウム、増粘剤(ジェランガム)、ビタミンB2、ビタミンD2、ビタミンB12