夏休みの宿題の定番、読書感想文コンクール。近年では、書くだけではなく何らかのコンクールに応募することが宿題になることも多いようです。
読書感想文コンクール

読書感想文コンクールの公式HPは、応募要項だけでなく、受賞作や講評も大事なチェクポイントです

そこで、小学生が応募できる読書感想文コンクールをまとめました。開催趣旨等の基本情報、課題図書、過去の入賞作品が見られるかどうかなどが一覧できますので、お子さんに合ったコンクールを選ぶことができます。

また、実は、各コンクールのHPには、読書感想文が上達する秘密がたくさんつまっています。書き方や本の選び方、過去のコンクールの選考ポイントなどは、特に見逃せません。応募する・しないに関わらず、おすすめコンテンツにぜひご注目を。
  ※なお、情報は変更されることもあります。各コンクールのHPを必ずご確認ください。
 

青少年読書感想文全国コンクール

  • 開催趣旨: 子どもや若者が本に親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化を図る等
  • 主催: (社)全国学校図書館協議会・毎日新聞社
  • 後援: 内閣府・文部科学省
  • 対象: 満20歳まで
  • 対象図書: 課題図書・自由読書(対象外図書あり)
  • 用紙: 原稿用紙を使用(字詰め等規定なし)。原稿用紙はHPからもダウンロード可能。
  • 文字数: 小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内、小学校中学年の部(3、4年生)本文1200字以内、小学校高学年の部(5、6年生)本文1200字以内、中学校の部 本文2000字以内、高等学校の部 本文2000字以内
  • その他: 在籍校を通じて提出する(個人応募は受け付けていない)。
  • URL: https://www.dokusyokansoubun.jp/index.html
【ポイント】
国内で一番有名だと言える読書感想文コンクール。夏に書店に並ぶ「課題図書」のほとんどは、このコンクールのものです。「感想文Q&A」では、読書感想文を書く理由から本の選び方まで、基本的な疑問がていねいに分かりやすく説明されていて、コンクールに出す人だけでなく、初めて読書感想文を書く人にはまず読んでいただきたいと思います。「Special」には、直木賞作家・中島京子さんや俳優の菅田将暉さんなど著名人のインタビューも掲載されていて、読書意欲を刺激されます。
 

全国学芸サイエンスコンクール(文芸Ⅱ分野 (9)読書感想文部門)

  • 開催趣旨: 全国の小学生・中学生・高校生の研究・アートおよび文芸の振興奨励と、青少年の個性の育成
  • 主催: 旺文社
  • 後援: 内閣府・文部科学省・環境省
  • 対象: 小学1年生~高校3年生
  • 対象図書: 自由
  • 用紙: 400字詰原稿用紙を使用 
  • 文字数: 小学1~4年生 2~3枚、小学5・6年生 3~4枚、中学生・高校生 4~5枚
  • その他: 個人応募可。ただし、入賞の連絡や参加賞の郵送などは学校経由となる。
  • URL: https://www.obunsha.co.jp/gakkon/index.html
【ポイント】
サイエンスジャンル(理科系・社会科系の各研究分野)と学芸ジャンル(アート・文芸Ⅰ・文芸Ⅱ・環境の各分野)の2つの系統で作品を募集するコンクール。募集範囲が広いため、自分の得意なことで挑戦できます。
 

全国小・中学生作品コンクール(国語部門)

  • 開催趣旨: 全国の小・中学生に自由研究のきっかけと、発表の場を与え、さらに継続研究の楽しさを知ってもらうこと。
  • 主催: 子どもの文化・教育研究所
  • 後援: 文部科学省、社団法人日本児童文芸家協会 他
  • 対象: 小学1年生~中学校3年生
  • 対象図書: 自由
  • 用紙: 400字詰原稿用紙を使用
  • 文字数: 原稿用紙の3枚目半分以上、5枚以下
  • URL:http://www.child-lab.com/sakuhin/index.html
【ポイント】
国語・社会・理科などのほか、英語やパソコン部門もあるコンクール。「国語部門 受賞作品紹介」では、直筆の受賞作が見られるほか、「自身の考えや意見がしっかりと述べられているか」などの選考基準、「語彙力が貧困(思考が平板、浅い)」「『て・に・を・は』の間違いや主語と述語が対応していないことなどで、意味が通じない」など間違いやすいポイントなどが書かれていて参考になります。
 

「てのひら文庫賞」読書感想文コンクール

  • 開催趣旨: 読書力の養成と子どもの書く力をも併せて高揚されることを念願し、この読書感想文コンクールを実施している
  • 主催: 一般財団法人 総合初等教育研究所
  • 後援: 文部科学省
  • 対象: 小学生
  • 対象図書: てのひら文庫部門 「てのひら文庫」(文溪堂発行)の学年配当指定図書、自由図書部門 「てのひら文庫」以外の児童向け図書
  • 用紙: 400字詰め原稿用紙を使用(1年生は240字詰め原稿用紙も可 )
  • 文字数: 1年400~1200字以内、2年800~1200字以内、3・4年1200~1600字以内5・6年1600~2000字以内
  • その他: 在籍校を通じて提出する(個人応募は受け付けていない)。
  • URL: http://www.sokyoken.or.jp/tenohira/tenohira.xhtml
【ポイント】
「てのひら文庫」は、子ども向け読みものシリーズのロングセラー。指定図書は、主に学校の授業で使われる教材で市販されていないため、個人購入はできませんが、該当作品であれば、別出版社の本でも指定図書として扱ってもらえます(たとえば、1年生の指定図書『おじさんのかさ』なら、講談社のものでも指定図書として応募可能)。指定図書の幅が広く、本を読み慣れていなくても手に取りやすいものもあるため、ブックリストとしてもおすすめです。
 

椋鳩十文学記念館賞 全国読書感想文コンクール

  • 主催: 椋鳩十文学記念館・姶良市・姶良市教育委員会
  • 後援: 鹿児島県教育委員会・日本児童文学者協会・南日本新聞社
  • 対象: 全国の小学生・中学生
  • 対象図書: 課題図書
  • 用紙: 400字詰め原稿用紙を使用(小学校1・2年生は240字詰め原稿用紙も可 )
  • 文字数: 小学校1・2年生1000字程度、3年生1200字程度、4・5・6年生1600字程度、中学校全学年2000字程度
  • その他: 学校応募・個人応募共に可
  • URL: http://www.city.aira.lg.jp/muku/gyosei/shisetsu/bunka/muku.html
【ポイント】
「大造じいさんとガン」「片耳の大シカ」などで知られる椋鳩十の文学記念館主催の読書感想文コンクール。生きものはもちろんノンフィクションが好きなお子さんには、ぜひ挑戦していただきたいコンクールです。
 

さぴあ作文コンクール

  • 開催趣旨: 読書を通じて、いろいろなものの見方や考え方に触れ、自分の世界を広げてもらうとともに、感じたことや考えたことを自分のことばで表現する楽しさも味わってもらうことを狙いとする。
  • 主催: 進学教室サピックス小学部
  • 対象: 小学生
  • 対象図書: 課題図書
  • 用紙: 400字詰め原稿用紙を使用
  • 文字数: 原稿用紙2枚程度。
  • URL: https://www.sapientica.com/application/activities/writing/
【ポイント】
学習塾主催のコンクール。課題図書は低学年で1冊、高学年で1冊で、例年、紛争・貧困・障害・難病と生きる子どもの姿を描いた本が選定されています。また、「第23回さぴあ作文コンクール  受賞作品」のページでは、受賞作30点を読むことができます。
 

都道府県コンクールについて

新聞社や図書館等が主催する、県内・市内在住が条件の読書感想文コンクールもあります。新聞社主催の場合は、本ではなく、新聞記事を読んでの感想文を募集するケースもあるので、両方にチャレンジしてみてもいいですね。

【代表的な都道府県コンクール】
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