毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

そら豆の栄養・選び方・保存方法

きれいなグリーンのふっくらとした莢に、すべすべとした皮を持つ豆が入ったそら豆は、初夏を彩る野菜のひとつです。人気上昇中のそら豆の選び方・保存方法・下ごしらえを紹介します。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

ふっくらとした莢の中に、ほっくりとしたそら豆が詰まっています

ふっくらとした莢の中に、ほっくりとしたそら豆が詰まっています


きれいなグリーンのふっくらとした莢に、すべすべとした皮を持つ豆が入ったそら豆は、初夏を彩る野菜のひとつです。天を向くことから「空豆」とも、蚕が作る繭の形にも似ていることから「蚕豆」とも呼ばれています。

そら豆と言えば、塩ゆで。上手にゆで上がったそら豆は、いもに似たホクッとした食感があり、甘みが口に広がります。一度食べ始めたら、止まらない人が多い、魅惑の味です。

そら豆の栄養

そら豆が栄養的にもすばらしいのは、主要栄養素を総合的に持っていること。すなわち、そら豆ひとつで主要栄養素のほとんどを摂取できてしまうのです!

まず、豆類特有の栄養素である炭水化物たんぱく質。次に、野菜特有の栄養素であるビタミンB1・B2・Cやむくみ解消効果のあるカリウム・カルシウム。そして整腸効果のある食物繊維を含んでいます。

よいそら豆の選び方

よいそら豆の選び方
莢の中の白い部分がワタです
莢から豆を出した状態のものも売られていますが、莢のものの方が鮮度が断然よいので、なるべく莢を選ぶようにしてほしいです。では、莢のそら豆の選び方を紹介します。
  • 緑色でみずみずしく、しわのないものを
  • 莢の中のワタがパンパンに詰まっているような、弾力があるもの
  • 莢の背筋の部分が茶色いものは避ける


そら豆の保存方法

そら豆の保存
ビニール袋に入れて保存します
  • 鮮度が落ちるのが大変早い野菜です。買ったらすぐ使い切るようにしましょう
  • 乾燥に弱いので、ビニール袋に入れ、風が当たらないようにし、冷蔵庫で保存します
  • ゆでたものは冷凍保存ができます


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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