食と健康

白菜の栄養素・健康効果

【管理栄養士が解説】白菜はビタミンや葉酸などの栄養が豊富な上に低カロリーで、ダイエット中にも適した野菜です。白菜を使った料理は様々ですが、寒い季節の鍋料理やスープにも欠かせません。大きくて使いきれない場合は漬物にして常備菜にするのもおすすめ。白菜の栄養素と健康効果について解説します。

平井 千里

執筆者:平井 千里

管理栄養士 / 実践栄養ガイド

栄養豊富で低カロリー! 鍋やスープにも便利な白菜

白菜の栄養素・健康効果

白菜にも種類がある!? 低カロリーでダイエットにもぴったりの冬野菜

   

白菜の種類・旬

白菜は、円筒形のものと、少し見分けにくいですが砲弾形と呼ばれるラグビーボールのような形のものがあります。最近は一人暮らしの方に人気のミニ白菜もよく見かけるようになりました。白菜の旬は冬で、10月から12月が最も流通量が多くなります。
 

白菜の選び方と食べ方・加工法

白菜は葉がきれいでずっしりと重たいものを選びましょう。葉の上の方があまりぎっちり詰まっていない方がおいしいと言われています。

白菜を使った料理は数多くありますが、主な加工法としては、細切にしてサラダに使用してもよいですし、鍋料理の具にして大量に食べるのもよいとでしょう。浅漬けを始めとする漬物にしても美味。いろいろな食べ方を研究してください。
 

白菜の栄養素……栄養豊富で低カロリー

100gあたり炭水化物が3.2g。たんぱく質、脂質はほとんど含みません。そのため、エネルギー量は100gあたり14kcal。ビタミンK 59μg、葉酸61μgなど、ビタミン類も豊富です。食物繊維は1.3gです。
 

白菜の健康効果

白菜は低エネルギーですので、大量に食べてもエネルギー過多になりにくい良質な食材です。ダイエットなどで、たくさん食べたいけれど、カロリーが気になるという人は、鍋料理などでかさを小さくした白菜で満腹感を得るという作戦はかなり有効だと思います。
 

白菜の食べ過ぎのリスク・注意点

生で食べると、身体が冷えやすい、漬物にすると塩分過多になりやすいという程度で、白菜自体にリスクはありません。ぜひたっぷり召し上がってください。
 

白菜の調理のコツや食べ方・楽しみ方

白菜は都内などでは1球300円くらいで売られており、少し高級な野菜という印象を持たれる方もいるかもしれません。しかし大きな1球を買えば、4人家族でも2~3回は料理に使うことができると思います。料理のバリエーションも多いですし、漬物にしておけば常備菜にもなりますので、ぜひ様々な調理法を楽しんで、たくさん食べてください。
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