フリーソフトを移行するには
旧PCで使っていたフリーソフトを新PCでも継続して使う場合は、そのソフトがインストールを必要とするかどうかで移行方法が変わります。<インストール不要のソフトの場合>
前のページで説明したデータファイルの移行と同様、単純にソフトウェアファイルを新PCにコピーすればOK。
ただし、インストールを必要と起動しないソフトは、デスクトップ左下のスタートメニューには登録されません。起動しやすいように、プログラム本体のファイルのショートカットを作成し、手動でスタートメニューに登録するとよいでしょう。
ランチャから起動できるように設定しておくのも手です。
⇒参考:ガイド記事「高機能ランチャ“Clock Launcher”(前編) 」
<インストールを必要とするソフトの場合>
インストールが必要なソフトの場合は、移行しないほうが無難です。インストーラが、自分の把握できない細かな設定を行っている可能性が高く、単にプログラムファイルだけを新PCにコピーしても正常に動作しないリスクが大きいためです。
そこで、インストールが必要なソフトに関しては、新PCで新たにインストールしなおすことをおすすめします。
周辺機器のドライバを移行するには
プリンタなどの外部接続機器をPCで制御するために必要なプログラムをドライバといいます。製品にCD-ROMとして付属するケースが多く、またインターネット上のメーカーサイトなどからダウンロードすることもできます。ドライバに関しても、可能であれば移行せずにインストールしなおすことをおすすめします。
もし、多くのドライバをインストール済みで、いちいち新PCに1つ1つのドライバをインストールしなおすのは難儀だという場合は、「DriverMAX」などに代表されるドライバ移行ソフトを使う方法があります。
⇒参考:ガイド記事「面倒なドライバの再インストールを解決!」
次のページでは、メールの本文データファイルやアドレス帳を移行する方法を紹介します。