台北/台北の夜市・専門街

台北で行きたい!おすすめ夜市・専門街のグルメ&観光情報(3ページ目)

台北観光のお目当てといえば、現地の人の『食』に対する情熱を肌で感じる夜市(ナイトマーケット)。生活に密着している様々な専門街も見逃せません。今回はおすすめの夜市・専門街・朝市やそこで楽しめるグルメ、営業時間などを紹介。台北旅を楽しくしたい人、必見です!【2019年最新情報】

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

同業者が並ぶほうが、千客万来効果あり? 台北の専門店街

迪化街
古い建物を生かした街、迪化街。旧正月の年末は買出し客で賑わいます ©中華民国観光局/徐世榮撮影  
台湾には、同業者が通り沿いにずらりと店を出すほうが客が集まって良いという考え方があり、街のあちこちでウェディング写真館通りとか、マタニティグッズ関連通り、メンズファッション通り、手芸用品通りなどを見かけます。

そんな数ある専門店街のなかで、観光客の私たちでも楽しめそうな専門店街を3つピックアップしてご紹介します。
 

レトロな街で乾物をまとめ買い! 迪化街

クコの実
杏仁豆腐に添えられることが多いクコの実も売られています
迪化街は乾物、漢方薬、布問屋がずらりと並び、日本のアメ横のよう。レトロな建物がそのまま残っていて風情があります。最近は古い建物をリノベ―ションしたお洒落なカフェや雑貨やさんも増えてきました。

南のほうから布問屋とスーツ・チャイナドレス等の仕立て屋さんが続き、霞海城隍廟という縁結びに効くお寺を過ぎたあたりから漢方薬と乾物の問屋街になります。乾物はからすみ・きくらげ・クコの実・ドライフルーツ、乾燥ハーブなどが並びます。

おすすめは台湾産フルーツのドライフルーツや、フルーツティー。ただし問屋街なので販売単位は1斤(600g)が基準。半斤(バンジン・300g)で買いたいと言うと応じてくれるお店もあるので、「半斤」と書いたメモを見せて交渉するといいでしょう。

また、布問屋の永樂市場は夜18時には閉店し、日曜は8割以上の店が休みですのでお気を付け下さい。

<DATA>
■迪化街(ディーホワジェ)
住所:台北市迪化街1~2段
アクセス:MRT雙連駅から徒歩20分、台北駅からタクシーで5分
営業時間:10:00頃~19:00頃 (布問屋は18時頃)
定休日:店舗によって異なるが、布問屋系は日曜が定休日
 

流行ファッションが激安、五分埔服飾広場

五分埔
こちらはTシャツが380元~(約1,160円~)。セールだとTシャツが100元(約300円)で買えるお店も
五分埔服飾広場はカジュアル服が中心の服飾問屋街。台北市内のブティックが仕入れに来る街なので、台北の一般店より破格値で買えます。

店内には服の見本が1枚ずつハンガーにかけられ、それを見て床に積まれた新品の未開封商品を買うシステムが大半。卸売りのためほとんどの店が試着禁止で現金払いです。たくさん買えば値引き交渉に応じてくれることもあります。

ここは相当数のお店が並ぶうえ、細い道がいくつもあります。もう一度そのお店に戻りたくても戻れないこともあるので、気になった商品は即GETが観光客の鉄則かも?

<DATA>
■五分埔服飾広場(ウーフェンプー フーシーグアンチャン)
住所:台北市松山路~永吉路
アクセス:台鉄松山駅、またはMRT後山[土卑]駅徒歩5分
営業時間:14:00頃~23:00頃
 

台湾最大の玉市、建國假日玉市

建國假日玉市
翡翠は厄除けとして現地で人気の石です ©中華民国観光局?至學撮影
週末だけ開かれる台湾最大の玉市、建國假日玉市。玉市の「玉」とは、翡翠や琥珀、水晶、ローズクォーツなどの半奇石を指します。600店もの出店があり、高価なものから安価なものまで様々で、原石から翡翠のブレスレット、気軽に買えるストラップなどがずらりと並びます。

素人ではなかなか石の鑑定は難しいと言われていますので、ひと目見て「好きだ」と思える石との出会いがあり、そしてその石が自分に無理のない額であれば買うといいのではないでしょうか。 ここでは定価は存在しないので、「便宜一點、好不好(ピエンイーイーディエン、ハオブゥハオ・ちょっとまけてもらえませんか)?」と聞いてみることを忘れずに。

<DATA>
■建國假日玉市(ジェングオジャーリーユィスー)
住所:台北市建國南路一段高架下
アクセス:MRT木柵線「大安」駅から徒歩10分
営業時間:土 9:00~20:00 日 9:00~18:00
定休日:月~金
 

現地の日常を体験できる、晴光市場

晴光市場
晴光市場の朝。地元の人が朝食を食べに来ます
晴光市場には現地の人たちが日用品を買うアーケードと、屋台が並ぶ晴光美食広場があります。肉や野菜が売られるなどかなり地元色が強く、あまり観光向けではないかもしれませんが、現地の人の日常を垣間見ることができます。近くに「勝立百貨」という、これまた地元色強めの雑貨があふれるスーパーマーケットがあるので、こことセットで行くのがおすすめコースです。

<DATA>
■晴光市場(チングァンスーチャン)
住所:台北市農安街(中山北路と農安街の交差点付近)
アクセス:MRT木柵線民権西路駅から徒歩8分
営業時間:アーケードは11:30~21:00頃 美食広場の屋台は朝と夜では出店内容が異なる。朝食屋台ならば朝6時ごろから昼ごろまで。夜屋台ならば夕方から23時くらいまで。
定休日:日曜(アーケード)
 

早起きして朝市体験、東門市場

新鮮な野菜が驚くほど安く売っていて羨ましい

台湾の人は朝から元気!

台北旅行の締めくくりとして最終日の朝に行きたい東門市場は、永康街の近くにあります。野菜や精肉などが中心ですが、キクラゲなどの乾物やヘアアクセサリーなど、私たち観光客が持って帰ることができるお土産も売られていて結構楽しめます。

この朝市の活気を肌で感じるだけでも、早起きした甲斐があるというもの。ぜひ足を運んでみてください。

<DATA>
■東門市場
住所:台北市台北市金山南路一段120號付近
アクセス:MRT中正紀念堂駅からタクシーで約5分
営業時間:6:00~
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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