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頬が痩せてきつい顔を優しく見せるには? 優しい雰囲気のメイク技

年齢を重ねると頬が痩せて、きつい顔に見えることがありますよね。今回は、顔の雰囲気を柔らかくして、優しく見せるメイクテクを教えます。顔がキツく見えたり、やつれて見えるときにやってはいけないのは、線や色を強調させることです。

執筆者:All About 編集部

今回はこんな質問が届きました

「顔がキツい印象になりがちです。頬が痩せているのですが、メイクでうまくカバーする方法はありますか?」
きつい顔を優しく見せるメイク

顔がキツく見える人は頬の影を明るくしてチークでふわっとぼかす

Q. 頬が痩せているので顔がキツい印象になりやすいのが悩みです。また、メイクし始めるとついつい線や色を足したくなり時間がかかってしまいます。(30代・主婦)  
 

A. メイクで顔のゴツゴツ感、長さをカバーして柔らかい印象に

頬が痩せている人はシャープで知的な印象が魅力です。例えば、吉田羊さんや北川景子さん。“できる女”風でカッコいい! ただ、たしかに時にはキツい印象に見えたり、疲れて見えたりすることもあります。その上、年齢を重ねると頬はこけて骨ばってはくるから”老け”にもつながるのですよね。
 
ちなみに年齢より可愛らしく幼く見える顔って、どこかに子供の要素が入っていて丸さがあるの。赤ちゃんや幼児は輪郭が丸くて頬もぷにぷにしてるでしょ? おでこも広くて丸く、歯が発達してないからあご先も短い。骨ばってない、丸いんです。大人は四角く、骨が目立ちゴツゴツ、顔が縦長になってきます。メイクでこのゴツゴツ感や長さをカバーしてあげるといいんです。
 

きつい顔に見える人はメイクで線や色を強調させないこと

まず頬が痩せているとか大人顔の人は「線を強調させない」のが大事なポイント。眉はペンシルではなくパウダーでふわっと、アイラインはリキッドよりもペンシルで。ラインを描いたら必ずその後軽くぼかして、ラインを肌になじませる。もし、リキッドアイライナーを使うなら、極細にするか、色を黒以外にすると良い。つまり、顔の中にあるラインの強さを消すだけで柔らかい雰囲気になります。
 
色も同様で強いものは使わないように。ご相談者の方は、つい線や色を足したくなるってあるけれど、これがいけない。”つい”ってことはクセだから、意識したら治せるわね。頬の痩せた大人顔に濃い口紅なんかをキリッとつけたらもう完全に強過ぎる女性に見えちゃいますから!
 

頬の影を明るくしてチークでふわっとぼかす

頬が痩せている人はこけて影になっている部分を明るく見せるのも大事。おすすめは色の効果でふっくら見せるコントロール効果のある化粧下地。ファンデーションをつける前にベースの段階で仕込んでおくと悪目立ちせず自然に頬の痩せを目立たなくしてくれます。
 
チークはくすみや濁りのないクリアな色、つまり影になりにくい色ね。キレイなベビーピンクやコーラールピンクをふわっとぼかします。ぼかす位置は、骨格に沿ってではなく頬の丸みを意識して。目安は黒目の下、小鼻の横のあたりから“やや丸く”(まん丸ではなく)広めに少し大きくぼかしてね。
 

ブラウンマスカラで顔を引き締める

最後に。全部をふわっとさせちゃうだけだと顔全体がぼけてしまうので、マスカラだけはつけて顔を引き締めましょう。マスカラは上まつげ下まつげ上下につけると頬の長さがカバーできるの。マスカラは黒じゃなくてブラウンを。黒ほど強過ぎずほどよくパッチリ見せてくれます。
 
まとめると、線を強調しない、強い色を使わない、下地で顔立ちをふっくらさせる、丸や曲線を意識してメイクする。ブラウンのマスカラで引き締める。全部じゃなくていいので、取り入れてみると、持ち味のシャープさに相反する魅力、柔らかさがプラスされ上品で優しさんあるお顔になれるはず。試してみてね。
 

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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。


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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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