2009年春モデル：NEC、SONY

バリュエーションが増えた VALUESTAR N

新たにメイプルブラウンが加わった

NEC の VALUESTAR 春モデルは、N、W、L、M、Rの全15機種。全体に、ハードウェア面の性能アップが目立ちます。まず、一部のモデルで標準メモリ4GB、HDDが1TB（500GBの倍）となっていること。

また、DVDレコーダーでよく見られるハイビジョン画質での圧縮保存機能を搭載、地上デジタル放送で４倍、BS/CSデジタル放送では６倍の長時間録画が可能になりました。N シリーズの VN770/SG（HDDが500GB）では、通常だと約58時間のところ、約250時間分の地デジ番組を録画できます。

その N シリーズは人気の機種ですが、従来のピュアホワイト、ファインブラックに加え、メイプルブラウンがカラーバリュエーションに追加。上位２機種はメモリが4GBと「これ以上ない」もの。シリーズとしては「完成型」と言えるでしょう。

1TBのHDDを備えたWシリーズ

水冷システムを装備した 一体型の W シリーズは22型だけとなり、機体カラーはブラックに変わりました。また、メモリ4GB、HDDは1TBに増強。上位の VW790/SG では、CPUに VALUESTARの一体型では初めて、Core2 Quad を採用しています。

前述した長時間録画機能で、地デジ番組は約528時間も録画可能。これは、前モデルの10倍近い時間です。また、デジタル放送の再生・ダビング用アプリケーションが、前モデルのピクセラ製から自社製に変更。他モデルと共通になっています。

セパレート型にもTV機能……＞＞NEXT

CONTENTS
Page1：VALUESTARは６倍録画に対応
Page2：「TV機能重視」の姿勢目立つ
Page3：VAIOは大胆に64ビット化へ
Page4：プロ向けモデルもリニューアル