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| 新機体の液晶一体型、VR570/FG |
NEC：コンテンツ配信との連動強化
NEC・VALUESTARの夏モデルは、W、R、L、Xの４シリーズ15機種がラインナップされています。Rシリーズは従来のSRシリーズに替わるもので、より液晶モニタとの一体性を高めた、家電感覚の丸みある機体となっています。また、春モデルで左右対称の新機体を採用したLシリーズの一部（２機種）が、薄型ブラックのシックな機体に変更されました。なお、春モデルからの継続販売機種はなく、全モデルが刷新されています。
全機種が次期OS、Windows Vistaに対応した「Windows Vista Capable PC」です。また、地上/BS/110度CSデジタル放送対応モデルを拡充したのは、他社の夏モデルと同様です。
ただし、他社製品と異なり、地上デジタル/アナログ放送のみに対応したモデルはありません。地上アナログのみか、それに加えて地上/BS/110度CSという全デジタル放送に対応したモデルという２種類です。これは、ユーザーが混乱しないですむ好ポイントと言えます。
一方、OSにWindows XP Media Center Edition 2005（MCE 2005）を採用したモデルも増えています。MCE 2005の採用に積極的な姿勢は、国内メーカー唯一といってもよいでしょう。
従来から、BIGLOBE（NECの運営するプロバイダ）の映像コンテンツサービスを視聴できるようにするなど、VALUESTARはコンテンツ・サービスを重視する姿勢を見せていました。
今モデルでは「ぱそ楽ネット」を新採用。ネット映像の視聴に加え、音楽ファイルのダウンロードやブログ開設などが、簡単にできるようになっています。また、Lモデルの大部分に外付け式の「FeliCaポート」を搭載（ソニー・VAIOに続くもの）、電子マネー「Edy」を使った、有料コンテンツの決済が可能です。
このようにVALUESTARは、自社製PCを他社と差別化するポイントを「サービス」においているように思われます。
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CONTENTS
Page1：NEC・VALUESTARの夏モデル
Page2：NEC・VALUESTARの注目モデルはこれ！
Page3：DELLの現行モデル
Page4：DELL、夏の注目モデルはこれ！
