当日までに「運動記憶」を取り戻そう

運動会の空

運動会の直前にあわてて準備するのではなく、その前から運動習慣を取り戻そう

運動会当日から逆算し、少なくとも2~3週間前から準備をしておきたいところです。

今まで運動をしていなかった人が急にランニングを行うと、翌日以降に筋肉痛に悩まされたり、筋疲労からケガをしてしまったりするリスクが高まります。学生時代に運動をしていた人であれば、頭の中でその運動記憶が残っているため、なおさらそのギャップに悩まされることにもなります。

まずは自分の現状を把握することが大切。事前に体を動かしたり、走ってみたりして、脳に今の自分の運動能力を意識させましょう。速く走ることへの即効性はありませんが、ケガの予防にはなります。 
 

走る時の3つのポイント

運動会での徒競走

正しいランニングフォームを身につけるためのポイントを理解しよう

走るときのフォームをホンの少し意識するだけでも、足の回転が早くなったり、力のロスが少なくなったりしてスピードアップが期待できます。気をつけたいポイントは3つあります。 

  1. しっかりと前を向いて走る。呼吸もしやすい(姿勢の意識)
  2. つま先で着地し、押し出すように走る(空き缶を真上から潰す感覚)
  3. 腕を真後ろに振って、自然と足が前に出るようにする(腕振りの意識) 

この3つを意識するだけでもランニングフォームに変化が現れます。

特にかかと着地は太もも裏側の肉離れなどケガをしやすくなるといわれていますので、ケガを防ぐためにも意識しておきたいところです。何度か練習を繰り返して正しいランニングフォームを身につけるようにすると、お子さんにも同じようにアドバイスをすることができますね。

運動後のケアは入念に

ゴルフボールで足裏ケア

ゴルフボールが1個あれば足裏ケアをはじめ、いろいろな筋肉をほぐすことができる

体を動かした後は必ずクールダウンを行いましょう。

走った後に急に止まってしまうのではなく、心拍数が落ち着くまで歩いたり、ストレッチを行ったりして血流にたまった疲労物質などを分解・代謝するサイクルを早めるようにします。

また、気になる部位をゴルフボールで刺激して筋肉をほぐしておくことも良いですね。足裏でゴロゴロと転がすだけでもほどよい刺激で筋肉がほぐれ、疲労回復や足のむくみ改善に役立ちます。また足や太ももだけではなく、肩や首回りも入念にストレッチを行いましょう。

力を抜いて走っているつもりでも、意外と肩肘を張って走っていることが多く、知らず知らずのうちに筋肉が硬くなってしまっています。ストレッチポールが準備できるときはこうしたグッズも活用するとより効果的です。

運動習慣を取り戻してコンディションを整え、練習の成果をぜひ発揮してくださいね。
 

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