計量は料理の基本!

大さじ1は何グラム?計量の基本を理解して美味しい料理を作りましょう

大さじ1は何グラム?覚えにくい計量のイロハを分かりやすく解説します


料理をするとき、調味料はきちんと計量していますか? めんどくさいし、よくわからないから目分量で……なんて済ませてしまいがちですが、やっぱりきちんと計量して作った料理は完成度がぐっと上がります。また、味付けの失敗を防ぐことで材料や調味料の無駄をなくし、節約につながったりもします。それと例えばお菓子作りでは、分量次第で味だけでなく生地の膨らみ、食感や香りなども大きく変わるので、ここで計量のイロハについて学んでおきましょう。

<INDEX>
・まずは大さじ1=小さじ3と覚えよう
・グラムの注意点!牛乳と砂糖では大さじ1の重さが違う
・ところで大さじ1強って? 計量スプーンの計り方
・バターの大さじ1ってどう計ればいいの?
・計量スプーンがない! 何で代用できる?


 

まずは大さじ1=小さじ3と覚えよう

大さじ1は15ml、小さじ1は5ml。つまり小さじ1の3倍が大さじ1になります

大さじ1は15ml、小さじ1は5ml。つまり小さじ1の3倍が大さじ1になります

調味料の計量でもっとも使われる道具は、大さじと小さじ2種類の計量スプーン。まずはこの2つの基本を頭に入れてしまいましょう。大さじは1杯で15ml。小さじは1杯5mlです。つまり大さじ1は小さじ1の3倍の量ということ。これを知っているだけで、調味料の量の目安が見えてきます。それに、大さじ1を小さじ3杯で代用したり、大さじ4を計量カップ60mlで計ったりと、代用が利くようになるので手間や洗い物を少なくする工夫もできてしまいます。

ちなみにmlと同様によくでてくるcc(シーシー)ですが、基本的に同じものと考えていいです。

 

グラムの注意点!牛乳と砂糖では大さじ1の重さが違う

さて、大さじ1=15mlというのを覚えたところで次に知りたいのが、グラムへの換算の仕方なのですが…、これがちょっとクセモノなのです。というのも、大さじ1(15ml)はあくまで体積なので、調味料によってグラム=重さはそれぞれ異なってくるからです。

例えば大さじ1の水の重さは15gになり、大さじ1=15mlと同じ数字になります。しかし、大さじ1の上白糖の重さは9g、塩なら18gになります。上白糖が大さじ1で9gだから、と塩も同じ要領で計ってしまうと、倍の量を入れてしまうことに! 調味料ごとの重さをすべて覚えるのはなかなか大変ですよね。 
これは覚えるよりも、表などを活用するほうが効率的かもしれません。よく使う調味料のグラム換算一覧表を用意しました。毎日の料理にぜひ活用してみてくださいね!

■液体調味料の大さじ・小さじ・グラム換算
調味料 大さじ1 小さじ1
水・牛乳・酒・酢・ワイン・生クリーム 15g 5g
醤油・みりん・ウスターソース 18g 6g
はちみつ 21g 7g
サラダ油・ごま油・オリーブ油 14g 5g


■固形調味料の大さじ・小さじ・グラム換算
調味料 大さじ1 小さじ1
上白糖 9g 3g
18g 6g
こしょう 6g 2g
小麦粉 9g 3g
片栗粉 9g 3g
バター 12g 4g
味噌 18g 6g
ケチャップ 15g 5g
グラニュー糖 12g 4g
顆粒だし 6g 2g
顆粒コンソメ 9g 3g
ベーキングパウダー 12g 4g
コーンスターチ 7g 2g
カレー粉 6g 2g
パン粉 3g 1g
粉チーズ 6g 2g
ゴマ 9g 3g

ちなみに、お菓子を作るのが好きだという方は、上白糖、薄力粉、グラニュー糖、バター、牛乳などのよく使うものだけでも覚えておくと、わざわざスケールを出さずに大さじだけで計量できてしまったり、逆にスケールだけで計量できてしまったりとだいぶ手間を省けますよ。

 

ところで大さじ1強って? 計量スプーンの計り方

大さじ1のほかに大さじ1強や大さじ1/3、ひとつまみなど、計量の表現には色々な種類があります

大さじ1のほかに大さじ1強や大さじ1/3、ひとつまみなど、計量の表現には色々な種類があります


大さじと小さじの基本はおさえられたでしょうか? じつは調味料の計り方は、大さじ1、小さじ3など単純な計り方だけではないんです。レシピ本や料理投稿サイトをよく見るという方は、「大さじ1強」という分量表記を見たことがありませんか? そもそも大さじ1とは摺り切りで1杯のこと。大さじ1強は摺り切りにせずややこんもりと大盛りにした状態での1杯ということになります。他にも「大さじ1/3」など、計量の応用編も意外と使う機会が多いので、やり方を覚えておくと便利です。
詳しくは『材料のはかり方』をご覧ください。「ひとつまみ」や「少々」など、ちょっとあいまいな表記についてもきちんと解説してありますよ!

 

バターの大さじ1ってどう計ればいいの?

粉ものは掬って、液体は注いで大さじや小さじに入れればいいのですが、やっかいなのが固形物。中でも一番使うのはバターです。冷蔵庫から出したてだと固いし、料理を始めるだいぶ前から常温に戻しておくのも面倒なもの。何とか計ったとしても、使い終わった計量スプーンは油分でぬるぬる……。こんな不便を回避するには、バターを買ってきてすぐにひと手間加えるのがオススメです。
バター大さじ1は約12gです。ひと箱200gのバターなら、16等分した1つが12.5gになるので(200÷16=12.5)、だいたいバター大さじ1として計算できます。16等分はまず、バターの塊を縦長の半分に切り、その2つの塊を次は横長に半分、それをまた半分にしてさらにまた半分にするとできます。半分を繰り返せばいいので、わざわざ長さを計ったりしなくてもおおむね正確にできてしまいます。バターを買ったらまず初めに16等分にしてしまって、バターケースやタッパーに閉まっておくといいですね。
 
200gのバターを16等分すると大さじ1の分量になります

200gのバターを16等分すると大さじ1の分量になります

 

計量スプーンがない! 何で代用できる?

そもそも、計量スプーンがない! なんて方も中にはいるかもしれません。特に一人暮らしの方や、普段自炊をあまりしない方は使う機会もほとんどないですよね。そんな方がいざ料理をしなくちゃいけなくなったら…。そんな時はおうちの中で、代用できるものを使いましょう。多少誤差はあるものの、カレースプーンやティースプーンで代用したり、ペットボトルのキャップなどでも調味料を計ることができます。詳しくは『一人分のご飯作りに役立つ! 調味料の簡単計量方法』をご覧ください。
 

計量の基礎知識で料理をもっと美味しく!楽しく!

せっかく料理をするなら、きちんと正確に調味料を計ってより美味しく仕上げたいですね。味付けこそ料理の醍醐味ですから、しっかり取り組むことでさらに料理の幅が広がります! 計量の基礎知識、ぜひ毎日の台所仕事にお役立てくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。