世界で年間約1億本も売れている大ヒット油性ボールペン
「クセになる、なめらかな書き味。」というキャッチコピーで、2006年にジェットストリームはデビューしました。ムダに筆圧を加えなくてもスラスラと書ける、この21世紀型の筆記用具は今も世界中でファンが増殖中でロングセラーを続けています。衝撃的なデビューから12年たった現在も、さまざまなバリエーションの製品が販売され進化しています。
筆者がよく使う3本。上は、by Loft(ロフト限定)のポップな柄の軸でセブンイレブンで購入。真ん中は、ラバーボディでグリップ感と軸の太さがGood。下は使用頻度の高いスタンダード0.5。この白い軸に1.0の替芯を入れることもある
【ポイント1】屋外で使用してもインクが流れにくい
ジェットストリームの基本商品、スタンダードは、0.38、0.5、0.7、1.0、の4種類のボール芯の太さで展開しています。コンビニやスーパーなどの文房具売り場にあるものは、0.5もしくは0.7が主流です。 私の場合の使い分け方は、取材などでメモを取る場合は、太めの1.0の黒を使います。1.0の太さは自分しか読めない走り書きに適していて、その書き心地は2Bくらいの柔らかい芯の鉛筆の滑るように書ける感触に近いと感じています。
また、油性ボールペンは湿気に強いので、小雨時の工事現場のメモでも文字や図が流れにくく紙に定着しやすいので重宝しています。
【ポイント2】そのままの書き味で色のバリエーションが豊富
本や雑誌などの編集作業の時は、校正用に赤いインクのジェットストームを使っています。特に、建築関連の細かい数字、単位記号などを修正したり書き込む時は、細字の0.38~0.5の赤が手放せません。 現在ジェットストリームのカラーインクは同じ滑らかな書き味で、8色で展開しています(赤、青、ライトブルー、緑、ライムグリーン、オレンジ、ベビーピンク、パープル)。【ポイント3】替芯(リフィル)が入手しやすい
交換用の「リフィル」と呼ばれる替芯の入手しやすさは、ジェットストリームの大きな強みです。ネット通販ならば確実に手に入りますし、商品の流通量が多いためか大型の文具店に行かなくても、替芯を常備しているコンビニやスーパーも多くあります。 以前、海外製のかっこいいデザインのボールペンを使っていてインクがなくなったとき、どこにも替芯が売られていなくて、気に入っていた軸を泣く泣く手放した記憶が私にはあります。その点、ロングセラーを続けるジェットストリームはリフィル欠品の心配がありません。
お気に入りのボディ=軸、太さや色のリフィル=替芯が見つかればしめたもの。自分なりのジェットストリームにカスタマイズして使い倒してください。
「クセになる」ジェットストリームのうっとりするほどスムースな書き心地、そして端正でスタイリッシュな外見は、まさに油性ボールペンの王子!
仕事でもプライベートでも、力強い味方になってくれること請け合いです。
■DATA
メーカー名:三菱鉛筆 uni
商品名:ジェットストリーム スタンダード
価格:150円(税別)