背面の上・左・右にある3つのネジをはずす |
ケースを開けて組み立て開始
さて、いよいよ組み立てです。以下、手順にそって説明しますが、必ず付属マニュアルを見ながら、一つ一つ作業を進めて下さい。まず、ケースを開けます。ST20G5 の背面にある、上・左・右にある3つのネジをはずします。手で回すだけではずせますので、簡単です。
「Shuttle」のロゴの入ったケースを手で持ち、少しうしろに引くようにしながら持ち上げるとはずれます。力を入れすぎないように、注意してください。
ST20G5 のケース内部 |
左手に パイプ式の CPU クーラーが見える |
CPU の取りつけ
CPU の取りつけは、いちばん慎重を期す作業です。まず、ケースの金属部分に軽く触れて、体の静電気を逃がしましょう。M/B や CPU には、静電気は「天敵」です。プラスのドライバでネジを回し、HDD などのドライブ類を固定する3段式のトレーをはずします。すると、CPU クーラーがよく見えるようになります。通常の CPU クーラーはファン式ですが、ST20G5 では冷却性と静音性を両立させるため、独自のヒートパイプ式クーラーを採用しています。
CPU クーラーを取りはずしたところ |
CPU 取りつけ時の向きに注意する |
熱をヒートパイプに伝えるためのグリス(ベアボーンに付属)を、CPU の表面に塗ります。グリスは中央部に少しずつ出し、ヘラ状のもので全体に広げます。この際、薄く全体に塗ることが大切です。初心者は塗りすぎてしまいがちですが、これでは、かえって冷却効率を下げてしまいます。M/B 上にはみ出すような塗り方は、厳禁です。終わったら、CPU クーラーを上からかぶせ、ファンをネジ留めして電源をつなぎ、さらにクリップで固定します。
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