簡単に内部にアクセスできる Dimension 8400 |
速い、快適! 十分な性能
こうして、自分だけの Dimension 8400 を「つくって」みました。実際の使いごなしですが、非常に満足できるものでした。まず、プラスポイントをあげてみましょう。●10万円台で素晴らしい性能
まず、Pentium 4 520(2.80GHz)など、選択した構成は快適な操作を可能にしてくれます。国内メーカーとは違って、よぶんなソフトがプリインストールされていないということもあり、起動時間はわずか40秒ほど。また、モニタは19インチで広々としており、ワークシートなどの作業が実に楽。何より、この性能で10万円台半ばというのが Good ! です。
●音が静かでジャマにならない
Dimension 8400 は、高性能機にありがちな騒音をおさえることに、かなり成功しています。これは、CPU 上のヒートシンクと電源下にあるファンを組み合わせたこと、ビデオカード(Radeon X300SE)がファンレスであることが影響大です。PC がうるさいと仕事に集中できないだけに、これも大事なポイントです。
●拡張性、メンテナンス性が高い
USB ポートは背面6・前面2の合計8、光学ドライブと HDD 用スペースも各1の空きがあり、PCI バスが3、PCI Express×1が1つ空いているなど、拡張性も満足できます。
また、機体は横置きにした状態で上下のボタンを押すだけで、2つに開きます。初心者であっても、1~2年たてば HDD 増設などにチャレンジしたいもの。Dimension 8400 は、独自のプラスチック製部品を使うことで、ネジ止めの手間が最小限ですむという安心設計になっています。
あえて Dimension 8400 の欠点をいえば、拡張性が高いことからボディがやや大きく(高さ 42.5センチ・奥行 44.7センチ)、設置にスペースをとることです。TV 機能が標準でないことを不満に思うユーザーもいるかもしれませんが、オプションでチューナーを追加できます。むしろ、TV 視聴に向いた明るいモニタが用意されていないことが、難点かもしれません(通常の使用には十分な明るさです)。
いかがでしたか? この機会に、ぜひ多くの皆さんに、BTO の楽しさを体験していただきたいと思います。初心者の皆さんは、店舗のリアルサイトで、店員さんに相談しながらお買い物をするとよいでしょう。
関連サイト
●Dell構成仕様・スペック(4月25日現在)
製品名 | Dimension 8400 |
価格 | 148,750円(オンライン価格・配送料込み) |
CPU | Pentium 4 520(2.80 GHz) |
メモリ | 512MB DDR2 SDRAM PC-3200 |
HDD | 160GB(シリアルATA 150) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ DVD+R DL2対応 |
テレビ機能 | なし |
ディスプレイ | 19インチ ワイド液晶(1280×1024ドット) |
グラフィック | ATI Radeon X300SE 128MB |
その他 | キーボード、マウス、USB×81000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応LAN4年間引き取り修理・12時間電話サポートなど |
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