藤井フィーバーで話題の「キュボロ」、でも値段は高め

少し前に「キュボロ」という立体パズルが大流行しました。NHK の『クローズアップ現代』で将棋の藤井聡太七段が子ども時代に使っていたと紹介され、世の保護者達がこぞって買いあさり、同パズルは品薄状態に。
キュボロ

藤井棋士の影響で人気となり、品薄が続く「キュボロ」


私は教育者として、この「藤井フィーバー」を冷ややかな目で見ていました。だってキュボロ、たっかいんだもん!!(基本セットは市場価格で6~7万円)。こんな高級おもちゃじゃなくたって、子どもの地頭は育てられるのに……。
 

もうひとつ気になるのは、「遊ぶ時間が豊富に必要」なこと

知育玩具は星の数ほどあります。
もちろんキュボロも優れた知育玩具だと思われます。そこを否定するつもりはありません。

でも、もし小6のお子さんが明日模試だっていうのに、ずっとキュボロで遊んでいたら、保護者の皆さんはどう思うでしょう。

「遊んでいるんじゃありません!」と子どもを叱るのではないでしょうか。

でも、それって矛盾していますよね。だって「知育玩具」イコール「知能を伸ばす玩具」なわけですから、やればやるほど知能は伸びていくはず。それならキュボロで遊んでいても文句はないはずです。
 
親が「勉強もしないでキュボロで遊んでばかり」と思ってしまう原因は何でしょう?

それはズバリ「キュボロはおおがかりなおもちゃなので、遊びはじめると楽しくなってやめられず、時間がどんどん過ぎ去って勉強時間に大幅に食い込んでしまう」からです。
 
受験生は常に時間がありません。塾の宿題は膨大だし、塾に行く回数も多い。やらなくてはいけないことはたくさんあります。そんな時にキュボロで遊んでいたら、親が「そんな暇あるの?」と憤っても無理からぬことでしょう。

ちょっと息抜きにキュボロ、と思って何時間も遊んでしまっては、せっかくの知育玩具も邪魔な存在になってしまいますね……。
 

時間も価格もお手軽な「ソーマキューブ」

そこで私がおススメしたいのが「ソーマキューブ」という知育玩具です。
 
これは形の異なる7つの立体ピースを3×3×3の立方体に組む箱詰めパズルです。よくわからんと言う人は写真を見てみてね。一度は見たことあるのではないでしょうか。

ソーマキューブの優れた点はとにかく「お手頃」だということ!

この「お手頃」は「値段」と「かかる時間」双方に言えることです。
 
somacube01

7つの立体ピースで遊ぶ、それがソーマキューブ


仕上げるまでにかかる時間は、速い子なら初見で10分程度。ちょっとした休憩時間やすきま時間にできます。休憩時間内に組み上がらなくても、「机の端に置いておいて後でまたやる」ということも可能です。大きくないので机の上に置けるわけです。
 
そして、何といっても大きいのは市場価格で「2000円程度」という値段のお手頃さ。27個の立方体の木片を買ってくれば、自分で作ることもできます。自分で作れば愛着が湧きますし、愛着が湧けば常に触って脳を鍛えることもできます。
 
何よりもそのシンプルさゆえ飽きることがありません。立方体以外にも椅子やさそりなど、240以上の造形解がある(ネットで調べるとたくさん出てきます)ため、立方体を簡単に作れるようになった後でも、長く楽しむことができます。
 
単純なパズルですが、是非手に入れてお子さんに勧めてみてください。高級パズルをわざわざ取り寄せなくとも、お手軽に地頭をよくすることができますよ。

■DATA
ハナヤマ ソーマキューブ
2000円 (税込・編集部調べ)
 
 

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