今井翔の恋愛コラム

疲れた、やめたい、うつ……アラサーアラフォーの婚活疲れに7つの対策

この人だ!という相手に出会いたいのに、なかなか心が惹かれる人に出会えない。そうこうするうちに、ちょっと心が疲れて「疲れた、やめたい、うつ状態」になってしまった。もしあなたがそういった状態であれば、それはいわゆる「婚活疲れ」かもしれません。今回は、婚活疲れの7つの原因と対策を、お伝えします。

今井 翔

執筆者:今井 翔

恋愛ガイド

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男女共通!アラサー、アラフォーで増える婚活疲れに対策を

婚活を終わらせられる日は、いつくる?

婚活を終わらせられる日は、いつくる?


「運命の人に出会おう!」気合いを入れて活動はしたものの、どうにもうまく結果が出ない。しばらくすると、心と身体に慢性的な疲れを感じている……。もしかするとそれは、いわゆる婚活疲れかもしれません。

しっかりとした症状で自覚しにくい上、どこからどこまでが婚活疲れなのか、判断はつきにくいもの。しかし、もしもあなたが婚活をしていて、どんよりとした気持ちの塞ぎや無力感を覚えるのであれば、婚活疲れを疑ってみても良いかもしれません。

精力的に活動をするアラサー、アラフォーの男女で共通してみられる婚活疲れ。そもそもなぜ、この婚活疲れとは起きるのでしょうか?

 

どうして婚活疲れは起きる?7つの主な原因

婚活疲れを起こす原因とは?

婚活疲れを起こす原因とは?


じつは婚活疲れの主な原因は、主に次の7つが挙げられます。

【婚活疲れの主な7つの原因】
1.多くの人に会うことで、気の遣いすぎている
2.条件・スペック重視の競争に身を置くことで、自分の価値に自信を無くしている
3.お断りが続き、「次もどうせダメだろう」と無力感を抱いている
4.好みではない相手からアプローチされて断るのに気遣いをしすぎている
5.会ってみて全然好みではなかったときのガッカリ疲れを起こしている
6.モテファッションや趣味を意識しすぎて自分らしさを消耗している
7.相手の選択肢が多すぎることで、誰が自分にとってベストなのか分からなくなっている

どれも、誰にでも起きうる原因ばかりです。しかし、それぞれの原因にはしっかりとした対策があります。

 

これですっきり!7つの婚活疲れを解消する対策と方法

あなたはどの婚活疲れ?

あなたはどの婚活疲れ?


■婚活疲れその1:多くの人に会うことで、気の遣いすぎている

対策:一度に会う人数の少なめに切り替える!

大勢と話すことにまったくストレスを感じないタイプと、少人数でなければ気持ちがついていかないタイプの人がいます。もしも大人数で会う婚活に疲れているのであれば、少人数制の出会いに切り替えてみてはどうでしょうか。例えば、3対3で少しじっくりと話せる形式で、アットホームな飲み会のようなものを選ぶと良いでしょう。


■婚活疲れその2:条件・スペック重視の競争に身を置くことで、自分の価値に自信を無くしている

対策:条件・スペック以外の出会いに目を向ける!
婚活というと、年齢はいくつまでが有利で、年収はいくら以上など……。少しネットで調べると、ほとんどの人が当てはまらないのでは?と思うような条件・スペックが必要だという情報が溢れています。確かにそうした高い条件を望む人がいるのは、本当です。しかし、そうではなく人柄を重視して探している人もいます。要は、釣り堀を変えれば良いのです。条件・スペックが先に見えるような出会い方ではなく、何も手元に情報がない状態から出会う方法に切り替えましょう。プロフィールを伏せた出会いを推奨している会社は、じつは探せば存在します。少し難しいかもしれませんが、知人・友人からの紹介も活用していくと良いでしょう。


■婚活疲れ3:お断りが続き、「次もどうせダメだろう」と無力感を抱いている

対策:「絶対に次もお断りされる」という信念を変えるステップを踏む

何度もお断りが続くと、その人のなかに「婚活をしても自分は断られる」という信念が形成されます。信念である以上、事実ではありません。信念を変えるには、まずはどのような状況だと自分はお断りを受けるのか?そしてそれは本当に100%なのか?を紙に書き出していきます。状況を整理すると、すべての場合でお断りを受けるわけではないことに気づくはずです。「そういえば、3ヶ月前の婚活パーティーではカップルになったっけ……」と、成功体験を思い出すこともあるでしょう。また、同じような状況でもうまくいっている人の近くにいくと、「私もできるのでは?」と良い影響を受けることもあります。他にも全く違う出会い方を試してみるなど、方法や環境を変えて心機一転するというのも、ひとつの手です。


■婚活疲れ4.好みではない相手からアプローチされて断るのに気遣いをしすぎている

対策:アクセス制限機能など、システムを利用する。

大量に好みではない方からのアプローチを受けることは、確かにストレスです。しかし、自分の好みの条件・プロフィールの方以外には自分のページにアクセスできないようにするなど、いまの結婚相談所では有効なシステムがある場合があります。もしそうしたシステムがなくとも、安心してください。少し厳しい言い方ですが、お断り自体は義務ではありません。あなたがお断りをいれる作業にストレスを感じるのであれば、好みではない方からのアプローチは無視するのもひとつの手です。「それだと相手が困ってしまうのでは?」と思う方は、相手とあなたの人生で起きる問題に区切りをつけましょう。相手がどう思うかは、相手の責任なのです。


■婚活疲れ5.会ってみて全然好みではなかったときのガッカリ疲れを起こしている

対策:期待値を下げて、いきなり婚活の対象としてみるのはやめる

ガッカリするということは、あなたの期待値が高い証拠。いきなり「運命の人だ!」と思える人が現れるのは、稀なことです。まずはお友達レベルから、会う人のことを考えてみましょう。また好みではない人と会ったときには、もう二度とその人とは会わないはず。逆転の発想で、二度と会うことのない人との会話を、楽しんでみることをオススメします。様々な仕事の人と会えるのは、婚活の素晴らしいメリット。相手の仕事について聞いてみると、自分の仕事の思わぬ良いヒントを得られることもあります。


■婚活疲れ6.モテファッションや趣味を意識しすぎて自分らしさを消耗しすぎている

対策:自分らしさを無理に殺す必要はなし。逆に思いっきり出してみても良い!

女性であれば清楚なワンピースなど、一般的にモテファッションというのはある程度決まっています。男性の好みの傾向からそうなるのですが、着ている本人のストレスとなる場合もあるでしょう。その場合であれば、そうしたファッションを無理に着る必要はありません。周りから見ても、本人が無理しているのは感じられます。それよりも、あなたらしい服装や趣味を楽しむ方が、長期的に良い関係を築ける相手と出会えるはず。偽りのあなたを演じてモテたとしても、それは本当のあなたとパートナーシップを築きたいというわけではありませんから。


■婚活疲れ7.相手の選択肢が多すぎることで、誰が自分にとってベストなのか分からなくなっている

対策:直感を信じる&マイルールを3つ決める

「あの人も素敵、この人も素敵……」。このように、自分のパートナー候補が多いことは、一般的には幸福なことかもしれません。しかし、これは選択肢のパラドックスといい、人間は選択肢が多いと決定をすることができにくくなります。結果として、仮に決定をしたとしても後々「あっちの選択肢のほうが良かったのでは?」と後悔をするようになります。対策としては、最初に良いと直感的に感じたものに決定するよう、普段から習慣づけること。他には、「これとこれとこれだけは譲れない」と3つのルールを決めることです。松竹梅のように、3つの選択肢に絞られていれば、人は選ぶことが容易になります。それど同様に、まずは3つのルールに基づいて、パートナー候補を決めること。あなたにとってもっとも重要な3つの条件を満たす人を、ピックアップしてみましょう。

 

長期化したら、婚活自体を休んでみるのも手

長期化した婚活による心の疲れであれば、しばらく婚活自体を休む方が良いでしょう。案外そういったリラックスした時期の方が、自然とパートナーができたりもするものです。

時間や体力・お金など、婚活は消耗するものが多いと思います。たくさんそういったものを投資したからといって、結果が100%出るわけではありません。

婚活とは、あなたの一生涯のパートナーを探すための行動です。そういった一大事なものだからこそ、むしろ時間がかかって当然だとも、私は考えます。

婚活のプロセスのなかで学んだことは、あなたの人生にとっても素晴らしい糧となるはず。心が充実するまでしっかりと休んだり、前述した対策を活用して、あなたにぴったりな人と巡り合ってください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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