パンに合わせてもおかしくない、洋風冷や奴
たとえば、「今日の夕食は洋風にしよう」と思いながら帰ってきて冷蔵庫を開けたら、賞味期限切れ寸前のお豆腐が一丁あることに気がつく……ってこと、経験された方も多いはず。
いやいや、バゲット買ってるのに豆腐は困るわー。そんなときには、ショウガとレモン、オリーブオイルでいただく、サラダ感覚の「洋風冷や奴」はいかがでしょうか?
洋風冷や奴の作り方は簡単!豆腐をスプーンですくって器に盛り付け、「シトロンコンフィ」もしくは、すりおろした生姜とレモンを添えてオリーブオイルを回しかけるだけで。暑い季節にぴったりの爽やかな一品になります。
フランス発!ショウガとレモンのコンフィ。家にある食材で再現できるのか?
フランスには、ショウガで香り付けをしたレモンのコンフィ(シトロンコンフィ)なる調味料があります。ちょっと前に流行った塩レモンとはまったく違う味わいで、ショウガもレモンも両方ガツンと主張してくる感じです。
フランスでは、マスタード代わりに使ったり、お肉を炒めるときに使ったり、また、お菓子やパンの生地に混ぜることもあって、アイデア次第でいろんな使い方をされるのだとか。
市販品のシトロンコンフィは、レモンもショウガも両方ガツンと主張してくる感じ。ユニークな食材なので一度は試してみる価値アリですが、輸入品ゆえそれなりのお値段がします。
洋風冷ややっこは、豆腐にシトロンコンフィを添えてオリーブオイルをかけるだけで完成ですが、このシトロンコンフィ自体も、自宅にある食材で代用することはできるのでしょうか?
レモンと生姜の組み合わせなら真似できる!
すりおろした生姜にレモンを絞ってみたらどうなのかと思い、やってみました。シトロンコンフィはウコンやオイルが含まれているので味は少し違いますが、自作の単純な組み合わせも美味でした。
この自作シトロンコンフィもどきは、和風にも転用可能。すり下ろしたショウガにレモン汁を合わせ、オリーブオイルの代わりに醤油や和風だしを使ってみると、ポン酢よりもさっぱりといただけます。和風でも洋風でもイケるこのアイデア、ぜひお試しください。