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筆者の記事用デジカメを新しくしました 新しいデジカメ何にする?(3ページ目)

筆者のコラム、日記などを彩る写真はデジカメで撮影しています。ひょんなことからこの記事用デジカメを新しくすることにしました。今回は機種選びをお知らせします。

執筆者:中村 伸

4.ズームが広い

 C720UZを購入した理由でもありますが、長いタマ(レンズのことです)というのは非常に便利です。とうてい近寄れないような場所の被写体も手元に引き寄せて撮影できるからです。筆者は家庭用デジカメにキヤノンのA40を選択してずっと使っていますが、バッテリの持ちの良さと、純正のテレコンバージョンレンズがあるからです。

 デジカメを購入する際にズーム数値の脇に「光学」とか、「デジタル併用」とか書いてある場合がありますが、筆者がここでいうズーム範囲を考えるのは「光学」ズームです。デジタルズームは駄目なの?ということをおっしゃるあなた、その通りとお答えします。一部に優れたデジタルズームを搭載した機種がないわけではありませんが、それでも所詮は「間引き」です。つまり、「2倍のデジタルズーム」とは、撮影した映像の半分の大きさを電気的に所定の画素まで引き延ばしたということです。

 200万画素のデジカメが2倍ズームすると100万画素(場合によっては50万画素)になってしまうのです。なぜ50万画素かというのは、左右ともに2倍ズームなら、2×2で実際の面積が4分の1になりますね。だからです。よくわからない方は算数をやり直しましょう。

 ということで調べましたら、一部機種を除き、3倍ズームしかないではありませんか!ちょっとがっかりしました。って、以前からそうだったのですが、3倍ズームレンズは売れ線ですので、安く大量に作られているということにもよるでしょう。

世の中に逆らう非選択肢の理由は?

 筆者がひねくれ者であるということはおいておいて、ちまたよく言われる選択肢を否定する理由も少し説明します。小型軽量のカメラは手ぶれに弱く、電池が特殊だったり、同等機能のカメラに比較しレンズや撮像素子が小型だったり、その分高かったりと、いいことはありません。「小さい方が高性能」は筆者の持論でないこともあるので、真っ先に選択肢から外れます。画素数も同様で、同じ外観のカメラで2機種あるとしたら、よっぽどのことがない限り画素数の少ない方を選ぶと思います。

 今と同じメーカを選ぶ必要は、筆者の場合全くありません。家庭用こそA10→A40と買い換えましたが、これはオプション品(テレコンバージョンレンズ)の都合によるので、今回は全く関係ありませんから無視します。かえってこうして記事に出来るので良いかな?なんて思えたりします。

 人気、売れ筋の製品は、上で述べたような理由もあり、あえてはずし気味に考えます。大多数の方がほしがる機能や外観は、カメラ本来の機能からすると全く逆方向を向いているといえる部分もありますから。また、有名レンズメーカのレンズを使用していることを売りとしているモデルもいくつかあります。以前筆者が「デジカメレンズの怪」という記事に取り上げたとおり、どうも当てにならないようですから、これも無視します。最後の動画性能、今時のデジカメには必ず備わっていますので、「付いていればOK」くらいの考えです。
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