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筆者の記事用デジカメを新しくしました 新しいデジカメ何にする?(2ページ目)

筆者のコラム、日記などを彩る写真はデジカメで撮影しています。ひょんなことからこの記事用デジカメを新しくすることにしました。今回は機種選びをお知らせします。

執筆者:中村 伸

1.ガイドの記事を飾る写真を撮る

 記事のための写真を用意するというのは、実は結構大変なことです。どうしてかというと、単にモノや風景の写真を撮ればいいのではなく、雑誌や広告にも負けない(?)見栄えがあった方がいいからです。あちらはプロのカメラマンがそれなりのスタジオなどで撮影しますが、筆者の場合、大概は夜間、家の隅っこでひっそりと撮影しなければなりません。

 また、取材時に撮影することもあります。屋外で、あるいは室内で、何か(どなたか)を取材し、その際に取材対象物を撮影するわけです。暗いこともあるでしょうし、逆に雰囲気を残すため、ホワイトバランスを崩した方がいい場合もあります。何より、沢山撮影できるパワーが必要です。バッテリーの持ちと、撮影可能枚数が多いという点は重要です。バッテリーは予備を持てばいいじゃないか、というご意見もありますが、いざというとき、コンビニでも買えるアルカリ電池(最近はデジカメ専用のバッテリも売っていますね)が使えるかどうかは、非常に大きなポイントです。なので、乾電池が使えるかどうかが重要です。

 撮影枚数では、メモリカードの容量が問題になります。コンパクトフラッシュの場合、通常は上限を気にする必要がありません。スマートメディアは残念ながら128MBが上限です。メモリスティックも機種により上限が存在します。SD/MMCにも上限が生じるケースがありますが、現行で512MBまでカードが存在し、近々1GB版も出荷されるとのことですので、もうしばらくは安心です。今一番注目のXDカードですが、使えるデジカメが少なかったり、メディアアダプタもまだ普及していませんから、今選ぶのには勇気が必要です。

2.フットワークの良いカメラ

 もう一つのポイントは速度です。デジカメのウィークポイントとして、スイッチオンから撮影可能になるまでの速度、シャッターを押してから実際に撮影されるまでのタイムラグ、ピント合わせのタイムラグ、1回シャッターを切ってから次の撮影が出来る前でのタイムラグといった色々な速度があります。

 これらの速度のうち、一番気になるのはなんといってもシャッターを押してから実際に撮影されるまでのタイムラグです。今まで店頭やテストも含め、触ってきたデジカメには充分満足といえるモノが少なかったので、今回は重視したいと思っています。

3.マクロが充実している

 記事を飾るという話題に戻る部分もありますが、マクロ機能が優れているカメラを選択したいと思っています。というわけは、やはり「モノ撮り」の必要性からです。たとえばパソコンの一部のみを撮影したい場合、マクロが弱いと充分なクローズアップを撮影することが出来ません。ですから、マクロ機能が充実している機種を選ぶことになります。

 ところで、「マクロ撮影」の意味はご存じですよね?「被写体にうんと接近した写真を撮る」ことです。フィルムカメラの時代には、それこそモノ撮りのプロカメラマンや、一部のハイエンドアマチュアが花などの撮影をする程度でした。デジカメ時代になり、液晶を見ながらの撮影が主流になったため、大多数のアマチュアカメラマンがそれと気づかずピンぼけ写真を撮ってしまったのでしょう。マクロ機能なしでは「不良品」と呼ばれてしまうためでしょうか、今のデジカメには必ず備わっている機能です。
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