他人から自動車を借りる際に、1日だけの自動車保険が発売されている

1日だけ(単位)の自動車保険とは?

1日だけ(単位)の自動車保険とは?

1日だけの自動車保険は人から車を借りる人を対象に、契約期間を24時間に細分化している保険です。

これまではその際の選択肢としてドライバー保険というものがありました。これは保険期間1年単位で等級もあるため事故で保険を使えば翌年保険料がアップします。これを踏まえて使い勝手をよくした1日だけの自動車保険について詳細をみていきましょう。

1日だけの自動車保険とは?24時間で加入する

友人・知人、別居の親などに自動車を借りる際に、24時間単位で1回500円から加入することができる自動車保険のことです。1日だけというよりは1日単位(24時間)で加入すると考えると分かりやすいでしょう。

1日だけの自動車保険はどんなときに使う?

  • 年末年始に実家に帰ったときに親の車を運転するが年齢条件が合わない
  • 友人の車を借りて旅行に行く
親しくない人と車の貸し借りはあまりしないでしょうから、多いのは上記のケースです。念のためですが、学生で休みに帰省した際に運転するなどの場合には、親の自動車保険の範疇に入っているのでこの保険は不要です(運転する車の条件を必ず確認してください)。

1日だけの自動車保険の補償内容とは

どの会社も補償内容は概ね似ていて、3プランほど用意しています。
  • 対人賠償責任保険
  • 対物賠償責任保険
  • 搭乗者傷害
  • 自損事故傷害
  • 車両復旧費用保険
他に特約がありますが、メインの補償は上記の通りです。一般の自動車保険とそんなに変わりません。車両復旧費用保険は、普通の自動車保険の車両保険に該当するものです。取扱い損保によって車内の手荷物費用、弁護士費用、ロードアシスタンスなどがつきます。

1日だけの自動車保険の保険料

3つのプランそれぞれで保険料は1回あたり500円、1500円、1800円程度で設定されています。他に特約などを付帯すると別途追加で保険料がかかります。

取扱い損保と加入方法

この自動車保険の取扱いをしている損保は以下の3社です。

■取扱い損保
東京海上日動 ちょいのり保険
三井住友海上 1DAY保険
あいおいニッセイ同和損保 ワンデーサポーター

■加入方法
ドコモ、au、softbankなどからスマホで加入することができます。なお三井住友海上の1DAY保険はセブンイレブンの店頭端末からも申込が可能です。

1日だけの自動車保険のポイント

この保険は対象になる人を増やすことができます。具体的には人から車を借りて友人と2人で旅行に行く場合、対象になる人を自分以外に同行する友人も追加することができます。該当する場合にはこうしたことを覚えておきましょう。友人だけ無保険というわけにはいきません。

この保険には車両保険に該当するもので、借りた車について車両復旧費用補償というものがあります。つまり借りた車をぶつけた、壊した場合の修理費用や代替費用です。

これを付帯すると500円では加入できません。また1回の事故について10万円や15万円の自己負担が設定されています。また金額の上限が300万円程度に設定されています。車両金額に上限があることは覚えておいてください。

自分名義の車に契約できる?

自動車保険も年齢が若くて加入したての時期の保険料は高いです。そのため自分で車を所有している人がこの1日単位の保険に加入できないか考える人もいるようです。

ここまで解説したように人から車を借りるときの保険ですから、自分名義・自分所有の車にこの保険の契約をすることはできません。補足すると本人、その配偶者、法人が所有する車は対象外となります。またレンタカーおよびカーシェアリングの車も補償されません。

バイクに1日だけの自動車保険はある?

1日単位で加入する自動車保険が対象になる車種は、個人が所有する自家用普乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車の3車種です。

そのためバイク(二輪・原付)は対象になりません。原付や125CCまでのバイクであれば、自動車保険契約があれば、改めて自動車保険に加入せずにファミリーバイク特約で対象にすることができます。追加保険料は必要ですし1日単位でもありませんが、事故で保険を利用しても等級には影響しません。

1日だけの自動車保険の比較と選び方・考え方

この1日だけの保険は、大枠のところでは各社大きな違いはありません。車内手荷物、弁護士費用の有無、対象者の追加保険料の違い、などから比較して選ぶといいでしょう。

説明したように車を持っている人は自動車保険に加入していますが、保険は使うと保険料がアップします。特に事故で保険を使った人のアップ率は近年上昇しています。車を借りて事故を起こした上にその人の負担も上がるでは、人間関係にひびが入りかねません。

車の貸し借りをするのは親しい関係でしょうから、こうしたことも覚えておいてください。

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