片付けへの心理的負担がグンと減る!簡単2ステップ
片付けへのやる気が続く方法や収納グッズとは?
よくある悩みとは、たとえば「書類と郵便物がたまる」「出かける間際にモノを探すことが多い」などなど。シンプルな「片付け2ステップ」をふまえれば、片付けへの心理的負担がグンと軽くなります!
悩み1:書類と郵便物がたまる
紙モノを縦置きするなら書類ボックスで、横置きするならレタートレイで見やすく整理
でも、そのパターンを根本から変える必要はありません。とりあえず置きたいモノを仮置きできる場所を作るのが第1ステップ。さらに、仮置き用の入れ物を用意して、そこが満杯にならないように中身を整理するのが第2ステップ。点検のタイミングとして、たとえば「寝る前に」「1日おき」「週末」などと決めておけば、それだけで気持ちが楽になります。
悩み2:出かける間際にモノを探すことが多い
出掛ける寸前にカバンの中身を点検できるところを定位置に。トレーやボックス型で中身が見える収納グッズがいい
出掛ける前のこうした時間の浪費は取り戻しようがなく、ヤキモキした気持ちになるのもイヤなものです。そんなロスを防ぐための第1ステップとしては、外出用の小物を上着やカバンからいったん取り出して、わかりやすいところにまとめておくこと。第2ステップでは、小物用の入れ物を用意することです。そこを目印として、探し物を予防しましょう。
悩み3:床の上が散らかる
ボックスやカゴの素材には植物、金属、布、紙、プラスチックがある。色と質感、大きさがあうものを選びたい
リビングの場合は、見た目を考えて、棚や引き出しにしまって見えないようにしたいところ。でも、「また使う」という理由でしまいたくない、面倒だと思う家族がいるのではないでしょうか。
片付ける手間を掛けることなく、散らかりストレスを減らしたいときには、部屋に出しておけるようにするのもいい手です。それには第1ステップで、おもちゃ、ゲーム用品、雑誌など散らかったモノを1カ所に集めます。部屋のあちこちに散らばった状態を解消したら、第2ステップでは、リビングのイメージを損ねないカゴやボックスを用意。集めたモノをその中に入れていきます。アイテムが多い場合は、それを使っている人で分けたり種類で分けたりして、整えていきましょう。
悩み4:玄関に靴が脱いだままになる
大人の靴ならA4サイズが目安。下駄箱の下にスペースがある場合は、そこを靴の一時置きとして利用
そもそも靴には湿気や臭気が残っているので、風を通してから下駄箱にしまうのが正解です。とはいえ、何日も出しておくほどではないので、一晩おいたら翌朝には収納してもいいのです。そのため第1ステップは、靴をそろえて玄関のたたきの脇に寄せて、出入りするためのスペースを確保しておくことです。家族の人数分が一列に並んでいるだけで、玄関がスッキリとします。
さらに第2ステップとしては、収納グッズを活用することです。靴用のラックを使って、一時置きできる指定席をキープ。プラスチック製レタートレイやコの字ラックなら、100円ショップでも手に入るので手頃です。また、積み重ねておくことで玄関スペースが狭くならないので助かります。
悩み5:カバンやランドセルが片付かない
玄関、廊下も壁を使うほか、ドア用フックを付けると片付ける場所が簡単に増やせる
まずは家族に「片付けて」と声を掛けるのが第1ステップ。部屋に持っていったり決められた場所に収めたりしてもらいます。とは言っても、毎日がその繰り返しでは疲れてしまいます。そこで、引っ掛ける道具を活用する第2ステップがおすすめです。
上着、カバン、買い物袋、帽子、ストール、ネックレス、ベルト、ネクタイなど、ついつい置きたくなる場所の近くで引っ掛け収納。戸棚や引き出しを開ける動作がいりません。これなら、誰もが実践しやすいから長続きするはずです。扉の上部にセットするドアフックや、壁に付けるフックを使えば、収納場所をとらずに済みます。
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いかがでしたか? ぜひこの2ステップをふまえて、気が重い片付けから解放されましょう!
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