タイ旅行のモデルプラン
東南アジアのハブ都市バンコクを基点に旅をしてみては?(c)日本アセアンセンター |
旅のスケジュールが短くても行き易い順に紹介しているので、プランニングのご参考にどうぞ。
日帰り・1泊で行ける! アユタヤ、カンチャナブリ、パタヤ
象に乗りながら遺跡巡りのできるアユタヤ(c)タイ政府観光庁 |
まず、バンコクから北に約72km、日帰りで行ける世界遺産のアユタヤ。14世紀から400年以上栄えていたアユタヤ王朝の遺跡です。
遺跡へはパック旅行にツアーが組み込まれているものを選ぶか、現地発のオプショナルツアーに参加するのがおすすめ。旅行会社のバスやバンでスムーズに移動することができます。フアランポーン中央駅から列車で行くのも線路沿いの景色が楽しめて良いかも(所要1~1.5時間)。アユタヤ内は遺跡が広範囲に渡り点在していて歩いて回ることは出来ないので、トゥクトゥクを貸し切って回ります。
映画「戦場のかける橋」の舞台となったカンチャナブリ。今は自然豊かで静かなリゾート地 |
バンコクから北西に約130km先にある近郊の人気観光スポット、カンチャナブリ。第二次世界大戦中、日本軍がビルマへの軍事物資輸送のために作った「泰緬鉄道」がある街です。当時、多くの連合軍捕虜や地元のビルマ、タイ人が劣悪な環境の中で働かされ、命を落としたという悲しい歴史を持っている場所。今でもその泰緬鉄道の一部が残っていて観光用に運行しています。川の横を走る鉄道からはカンチャナブリの自然を満喫することもできます。
カンチャナブリへのアクセスはバンコク南バスターミナルから出ている中距離バスが一般的。しかし、バスターミナルでは英語があまり通じないので、不安な人はアユタヤ同様、現地発着ツアーへの参加を。
「海を眺めながらシーフードが食べたい!」と思い立ったらパタヤへ行こう |
バンコクから気軽に行けるビーチを探している人におすすめなのがパタヤ。バンコクから一番近い老舗リゾートです。パタヤは長い間、観光客の間では、男性のための歓楽街として知られていました。ですが、今ではお洒落なレストランやショッピングセンターなどがビーチ沿いに建ち並び、海を眺めながらグルメやショッピングを楽しめるスポットとして生まれ変わりました。
パタヤへのアクセスはタクシーが一番便利。バンコク市内からだと約2時間、そしてスワンナプーム国際空港からなら約1時間半という近さも魅力です。タイのタクシーは市内の場合、メーターを使って走りますが、中~遠距離用の特別料金を設定しているタクシーが多いです。料金表が座席にある場合もありますが、無い場合は交渉制。相場はバンコク市内から1,500バーツ(約4,200円)前後、空港からは1,300バーツ(約3,640円)前後といったところです。