スキンケア/スキンケア実践テクニック

花粉の季節も美しく過ごす!スキンケア&メイクの知恵

花粉の季節、肌トラブルに悩まされる人が急増中。な時期を美しく快適に過ごすための、スキンケア&メイク術をご紹介します。

城後 紗織

執筆者:城後 紗織

化粧品・時短美容ガイド

花粉症の季節は肌トラブルにご用心!

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花粉によるダメージから肌を守りたい…そんな時のスキンケア&メイクは?

花粉症のおもな症状といえばくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどですが、最近では肌へのトラブルを自覚する人が増えています。花粉が肌に付着することで炎症を起こし、かゆみや赤みにつながるほか、鼻のかみすぎや目のこすり過ぎ、マスクのこすれなどで周辺の皮膚が荒れてしまうことも。

また春先は、気温や湿度が上がるとともに紫外線量も一気に増え、空気中には花粉のみならずホコリやPM2.5なども舞い出すため、ただでさえ肌が敏感になりがちです。

そんな花粉シーズンを上手に乗り切るには、「落とす、うるおす、守る」の3ステップケアが大切。また、何かと悩ましいマスク着用時のメイクも、ちょっとしたテクニックで美しさをキープできます。


花粉対策ケアSTEP1:しっかり落とす

花粉はしっかり洗い流しましょう

花粉はしっかり洗い流しましょう

外から帰ったら、まずは肌に付着した花粉などの汚れをなるべく早くオフしましょう。肌への刺激を避けるため、メイク落としは十分な量を使い、こすらず、やさしく、きちんと洗い流して下さい。

花粉だけでなく寝具についたホコリなども肌にとっては刺激になるため、朝の洗顔もマスト。たっぷりの泡で汚れを包み込み、肌の上で転がすようなイメージで洗いましょう。泡立てが苦手な人は泡で出てくるタイプの洗顔料を使うなど工夫してみて。

花粉対策ケアSTEP2:たっぷりうるおす

花粉症シーズンは保湿もたっぷりと

花粉症シーズンは保湿もたっぷりと

洗顔で肌に付着した汚れを落とした後は、化粧水と乳液の基本ケアで肌に水分や油分、保湿成分などを与え、肌のうるおいを守る表面の角層を健やかに保ちましょう。さらに、夜は保湿力の高いオイル、朝はベタつかないクリームなどをプラスして徹底保湿を。

実は、花粉による肌荒れ対策で最も大切なのは、本格的な飛散シーズンの前にあらかじめ肌のバリア機能を強化して、花粉の影響を受けにくい肌状態にしておくこと。バリア機能が高くキメの整った肌は、花粉などの外部刺激の影響を受けにくくなるからです。そろそろ来るなと思ったら保湿を強化し、肌の水分と油分のバランスを整えておくことが、肌荒れ予防のカギ。

しかし、シーズンが到来してからでも決して遅くはありません! 丁寧な保湿を心がけて、肌の立て直しを図り、バリア機能の回復に努めましょう。

花粉対策ケアSTEP3:とことん守る

外出する時は花粉の付着を抑えるため、肌を保護することが大切です。外出時には、マスクやメガネを着けて、花粉を物理的にブロックして。さらに、最近では花粉など空中の飛散物質の付着を防ぐ効果のあるスプレーやジェルも発売されているので、活用すると効果的です。

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見えないバリアで花粉の付着を防ぎ、肌や髪をしっかりガード。どちらも手軽なスプレータイプ。(写真左)資生堂薬品「イハダ アレルスクリーン N」50g/900円、100g/1600円(税抜、編集部調べ)、(写真右)コーセー「カルテ クリニティ スキンプロテクト スプレー」50g/900円 (税抜、編集部調べ)



マスクをしていてもキレイに見えるメイクは?

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さりげなく目力をアップさせるのが、マスク美人への近道 ※画像は資生堂プレスリリースより引用


マスクを着用する時のメイクは、マスクで隠れない目元が重要なポイントになります。

まず、アイシャドウはピンクやベージュなど肌なじみの良い色を選びましょう。マスクの周辺に湿気がこもりメイクが崩れやすくなるので、ブルーやパープルといった寒色系のアイシャドウを選ぶと、目の周りににじんだ時にクマのように見え、不健康な印象になってしまいます。

アイライナーやマスカラは、ウォータープルーフタイプのものを選んで。ヨレにくいジェルタイプのアイライナーでまつ毛の間を埋めるようにラインを描くと、さりげなく目力がアップします。マスカラはお湯で落ちるフィルムタイプがにじみにくくておすすめです。

眉メイクもポイント。顔の上半分に目線が集まる分、眉を描いていないと手抜き感が出てしまいます。ただし、濃すぎると悪目立ちしてしまうので、薄めに仕上げると自然です。

また、ファンデーションを塗るかどうか迷う人もいるかもしれませんが、花粉や紫外線といった外的刺激から肌を保護するためにも、ベースメイクはした方がベター。UV下地+おしろい、またはUVカット効果のあるBBクリームなどで、肌に1枚、きちんとヴェールをかけましょう。

鼻をかんでベースメイクが崩れたら、ワセリンやバームで肌を保護した後、チップタイプのコンシーラーをトントンとなじませてカバーすると、全体のトーンが均一になりキレイに見えます。

なお、マスクにつきやすいイメージのあるチークですが、クリームチークを叩き込んだ後、パウダーファンデーションやおしろいを重ねると、肌になじんで取れにくくなります。

マスクで隠れている唇にはリップクリームやリップ美容液を塗っておき、マスクを外した時にさっと色をのせれば、完璧です!

いかがでしたか? 不快な花粉症シーズンも、スキンケア&メイクに気を付けて、キレイをキープしていきましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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