正しい頭皮マッサージがスカルプケアの原点
頭皮マッサージこそ男性の薄毛対策!
その中でも核となるのが頭皮マッサージ。育毛剤などのアイテムはあくまでもマッサージ効果を高める「お手伝い」でしかありません。どんなにいいアイテムでもマッサージをしなければ意味がないのです。反対に、育毛剤をつけなくても頭皮マッサージをすれば、ある程度の効果は期待できるわけです。
薄毛対策にとって頭皮マッサージは欠かせないものだからこそ、きちんとしたやり方を知ることが大切。そこで、スカルプケアに定評がある原宿の人気美容室mailoの店長、丸田拓朗さんから頭皮マッサージ法をお伺いしました。読み終えたら、すぐにでも実践してください!
<目次>
男性の薄毛対策頭皮マッサージ1:頭皮をタッピング
頭皮マッサージを行う場合、ドライヤーで乾かす前がベストタイミング。頭皮が水分を含み、柔らかくなっているからです。まずは頭皮をタッピングします。タッピングとは「軽く叩く」という意味ですが、この場合は、頭皮を「はじく」ように指を使います。これには血行促進を高める効果アリ。指の腹を使い、力を込めずに小刻みにはじくようなイメージで、全体的に行いましょう。男性の薄毛対策頭皮マッサージ2:こめかみ~耳まわりを揉み上げる
タッピングのあとはマッサージ。頭皮マッサージの最大の目的は血行を良くすることですので、揉みほぐすことは必須です。その際は、顔の引き上げ効果も同時に狙いたいという観点から、たるみが目立つ頬の近くから始めるのがグッド。つまり、こみかみ~耳まわりです。指の腹を使い、重力に逆らって上へ上へとゆっくり回しながら揉んでいくのがコツ。やりすぎると頭皮が痛くなるので、10回程度にしておきましょう。手を放してみると分かると思うのですが、頬や目が上がったような感覚になりませんか?そう思うことができれば成功です。
男性の薄毛対策頭皮マッサージ3:生え際を揉み上げる
生え際のマッサージは、つむじに向かって頭皮を持ち上げて、外側に回すことを意識しましょう。内側に回すと、おでこにしわが寄ってしまうのでNGです。これも優しい力で10回ほど行うのが◎。頭皮が動いていることを実感しながら行いましょう。男性の薄毛対策頭皮マッサージ4:後頭部も揉み上げる
最後は後頭部。えり足からつむじに向かって持ち上げながら、頭皮をゆっくりと回します。後頭部は最も薄毛になりにくい部位ですが、皮脂が多くベタつきやすい部分。マッサージは毛穴に詰まった皮脂を出す役割もあるので、薄毛に関係ないからやらないなんて言わず、しっかりフォローしましょう。頭皮は年齢とともに硬くなっていきます。硬いということは血行が悪い証拠でもあります。頭皮への血液の流れが悪いと、髪に栄養が行き渡らず、栄養不足となって抜け毛へとつながってしまいます。だからこそ頭皮マッサージが重要なのです。
また頭皮マッサージには、シャンプーでは落としきれなかった皮脂を出す役割もあります。皮脂が毛穴に詰まると、毛が細くなる可能性があります。毛穴をクリーンな状態にするためにもマッサージは大事です。正しい頭皮マッサージで薄毛への不安を軽減させましょう!
協力/mailo
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