ガイドおすすめのオーディオ機器「Topaz AM5/CD5」。低価格ながら本格的だ

Topaz AM5/CD5 画像

Topaz AM5/CD5 画像

今では音楽の入り口もスマートフォンになり、イヤホンやヘッドホンで楽しんでいる方も多いことでしょう。CDよりも高音質な「ハイレゾ」の登場で、高級イヤホンやヘッドホンを用い、より高音質で楽しむマニアも急増しています。スマートフォンの普及や音源のファイル化は、音楽を聴く人口を爆発的に増やしたと言われていて、その中から再び、多様なリスニングスタイルが生まれているようです。

近頃、特に感じるのは、レトロブームとも取れる、オーディオの原点への回帰。レコードが復活して年々盛り上がりを見せ、新譜をレコードでリリースするアーティストも登場するほど。当然、レコードプレーヤーや、本格的なフルサイズオーディオも見直され、注目を集めています。

そんな中、本格オーディオへの入門としておすすめしたいのが、イギリス発祥「ケンブリッジ・オーディオ」の「Topazシリーズ」。

伝統のブリティッシュサウンドを継承しつつ、プリメインアンプ「Topaz AM5」は、希望小売価格が19,800円(税別)と手頃。同シリーズのCDプレーヤー「Topaz CD5」(19,800円/税別)と組み合わせても、ミニコンポと同じくらいの予算で手に入ります。
しかも、同価格帯の製品と比較しても音質が非常によく、VGP2018プリメインアンプ(5万円未満)で金賞を受賞した実力派で、お買い得感も抜群!

今回は、そんな低予算でも本格的なオーディオライフを実現してくれる、アンプ「Topaz AM5」を中心に、CDプレーヤー「Topaz CD5」を組み合わせてレビューします。

 


「ケンブリッジ・オーディオ」とは?

「ケンブリッジ・オーディオ」を知らない方のために、概要を紹介しておきましょう。1968年に誕生し、今もなおイギリスを本拠地とする生粋の伝統ある英国ブランドです。

オーディオ機器の歴史は、音楽の歴史と重なる部分が多く、イギリスはオーディオブランドの名産地と言えますが、その中でもケンブリッジ・オーディオは、手に届きやすい価格帯の製品から高級オーディオまでを幅広くラインナップし、世界中で高い支持を集めています。

堂々とした外観

Topaz設置イメージ

Topaz設置イメージ

「Topaz AM5」は、ケンブリッジオーディオのフルサイズコンポーネントとしては最もお手軽価格のプリメインアンプですが、フロントパネルはアルミ材が用いられ、本格オーディオの風格を備えています。天板にロゴがあしらわれているのも憎い演出ですね。

Topaz AM5

天板にロゴをプレス!

トラディショナルなオーディオは、部屋のインテリアを引き締め、今風に言うなら、「インスタ映え」すること請け合いです!

使い勝手と音質

音楽を聴くには、CDプレーヤーやスマートフォンのように音楽を再生する「プレーヤー」、プレーヤーの音をスピーカーで鳴らせるよう増幅する「アンプ」、そして音の出口と言える「スピーカー」が必要です。
「Topaz AM5」は「アンプ」で、他にプレーヤーとスピーカーを用意すれば、オーディオシステムの完成です。

今回はCDプレーヤー「Topaz CD5」を組み合わせましたが、スマホや携帯音楽プレーヤーのイヤホン端子と「Topaz AM5」を直接接続することも可能です。

Topaz AM5背面

Topaz AM5背面

「Topaz AM5」は、背面に4系統の入力端子を備え、常時4つのプレーヤーを接続しておくことができます。また、前面にも端子を備えていますので、帰宅時にスマホを手早く接続するような使い方も得意です。トラディショナルなスタイルを守りつつも、現代にマッチした機能美と言えます。

スピーカーはオーディオ用なら原則何でもOK。音質を追求すればキリが無いですが、低予算ではじめてみるなら、ミニコンポの残りモノを流用するのも一案です。

機能は極めてシンプル。スマホのように「何でもできる」多機能さは持ち合わせていませんが、メカに触れる楽しさが味わえるでしょう。イギリスでは車もオートマティックよりマニュアルミッションにこだわるドライバーが多いですが、そうした英国気質を感じるとともに、どことなくレトロな雰囲気が、使う側の気分を落ち着かせてくれます。

CDプレーヤーとアンプは、一般的な赤白ケーブルで繋ぐだけ。アンプにはデジタル入力機能はなく、4系統のアナログ音声入力端子を持ち、前面のツマミで聞きたいソースを選ぶだけなので、操作ミスによる「音が出ない」、といったトラブルも少ないはずです。シンプル・イズ・ベスト! オーディオや機器が苦手なユーザーにも扱い易いでしょう。

「Topaz AM5」と「Topaz CD5」を組み合わせた音質は、実に堂々としたブリティシュサウンドに感心。低域に厚みがあり、ウォームで優しい音調が心をほぐしてくれます。適温の湯船に浸かっているかのように、音楽が自然に体へと染み渡る心地よさは格別です。神経を研ぎ澄まし、鼓膜で音を分析するような、ヘッドホンリスニングとは対極的なスタイルと言っても良いでしょう。

スピーカーは?

先述の通り、コンポーネントオーディオは組み合わせが自由なので、オーディオ用であれば、原則、どんなスピーカーでも接続できます。
予算が無く「取り敢えず」、なら、ミニコンポの付属品を流用するのも一案です。実際に5万円程度のミニコンポに付属しているスピーカーで確認してみましたが、アンプとCDプレーヤーを交換しただけでも、違いは歴然。ブリティッシュサウンドの片鱗を感じることができました。

もちろん、スピーカーをグレードアップして、さらなる高音質を楽しむのも、オーディオの醍醐味。「Topaz AM5」はパワフルで、大型スピーカーも鳴らせる実力を持っていますが、価格や性能バランスなどを考えると、ペアで3万円~10万円くらいの製品を選ぶのが良いでしょう。
ご参考までに、以下、筆者のお薦めを挙げておきます。

1. KEF Q350(ペア68,000円/税別)
英国スピーカーブランド「KEF」のコンパクトなブックシェルフタイプ。独自のUniQドライバーによる高解像度サウンドと、お手軽な価格が魅力。コストパフォーマンス最高峰のおすすめモデル。
2. B&W 686 S2(ペア/実売価格7万円前後)
英国ブランドで、オーディオマニア憧れのB&Wブランド。ブリティッシュサウンドの本質が見える好モデル。
3. MONITOR AUDIO Bronze2(ペア54,000円/税別)
英国ブランドでマニアの支持を集めるMONITOR AUDIO。ゆったりと音楽を愉しみたい方におすすめしたいツウなモデル。

まとめ

スマホとヘッドホンや、Bluetoothスピーカーで手軽に楽しむのも良いですが、やはり、本格的なオーディオで、音楽を体で感じると、アーティストの意図がより多く伝わり、より楽しくなるものです。

Topazなら予算問題は解決。堂々としたフルサイズのブリティシュサウンドで、ゆったり大人の音楽ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
レストランやバーなどの飲食店、美容室などのサロン、雰囲気を大切にするショップなどのBGM用途としてもお薦めです。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。