Bluetoothもハイレゾ対応に!

Xperia Z4とMDR-1ABTの組み合わせ例

屋外でもワイヤレスで手軽にハイレゾを!

スマホやタブレットの普及により、手軽にワイヤレス接続が可能なヘッドホンやBluetoothスピーカーが人気です。しかしながら、Bluetoothを利用したオーディオは、「音が悪い」という印象を持つユーザーも多いのではないでしょうか?

それもそのはず、Bluetoothは登場当初、「SBC」という圧縮方式を用い、しかもビットレートが低かったために音質が悪かったのです。ところが近年では、SBCであってもビットレートが高められていたり、AACや高音質で定評のあるaptXを採用していて、CDと遜色の無い音質で楽しめるように進化しています。「Bluetoothは音が悪い」は、今や間違った常識と言えます。

LDAC対応ウォークマン使用イメージ

LDAC対応ウォークマンも登場

そして今、CDを超える超高音質の「ハイレゾ」がブームですが、Bluetoothはハイレゾに対応できるのでしょうか? 

従来は不可能でしたが、ソニーが新開発したBluetooth用音声圧縮技術の「LDAC」(エルダック)なら可能です。独自の高度な圧縮技術により、96kHz/24bit相当のハイレゾ音声データを、Bluetoothで伝送できるのです。

Bluetoothの手軽さとハイレゾの高音質が融合し、新しいオーディオの世界が広がります!

「LDAC」を利用するには?

LDACロゴ

LDAC対応製品はこのロゴが目印

「LDAC」を利用するには、プレーヤー側と再生機器側の両方がLDACに対応している必要があります。Bluetoothが超高音質化したことで、ワイヤレスのヘッドホンやコンパクトなスピーカーだけでなく、据え置き型のオーディオもBluetoothを利用する価値が高まっている点にも注目したいものです。

LDACを体験した!ハイレゾ音質

SRS-X99使用イメージ

据え置き型オーディオもLDAC対応でワイヤレス&高音質

今回は、記事最後にも紹介する「NW-ZX2」と「SRS-X99」の組み合わせで試聴しました。

「SRS-X99」はコンパクトなボディながら、ソニーの独自技術がふんだんに投入されたスピーカーです。バッテリーを内蔵して持ち運びが可能なポータブルBluetoothスピーカーとは一線を画し、据え置き型オーディオとしての品位を備えています。

LDACを利用して再生すると、音が出た瞬間、ワンボディとは思えない音の広がりに驚きました。微細な音も埋もれず、余韻がクリアに浮かび上がり、録音現場の広さが感じ取れるのです。これはハイレゾならではの効果の一つで、従来のBlutooth伝送では欠落してしまいがちな部分です。また、広がった空間にボーカルや楽器が明瞭に定位し、ハイファイオーディオの醍醐味も味わうことができました。

最終的な音質は、再生機器のパフォーマンスによりますが、LDACがハイレゾ伝送に充分なクオリティーを備えていることは間違いないようです。

まとめ

LDACを利用するには、送り手となるプレーヤー側と、受け手となるオーディオ機器の両方がLDACに対応している必要があります。現時点ではソニー製品の一部のモデルに限られるのがネックです。

一方、ソニーは新製品から積極的にLDACの採用をしていて、対応製品はどんどん増えそうです。ソニー以外のメーカーがLDACに対応するとの話は未だありませんが、Androidを採用したスマホやタブレットは、今後充分に可能性がありそうです。

Bluetoothでハイレゾの高音質が楽しめるようになれば、「手軽に高音質」が実現し、リスニングスタイル大きく変わりそうです。LDACの今後の広がりに注目です!

では最後に、対応機器を具体的にご紹介しましょう。

「LDAC」対応プレーヤー

■携帯音楽プレーヤー
  • ソニー NW-ZX2
  • ソニー NW-A17 (ソフトウェアアップデートで対応)
  • ソニー NW-A16 (ソフトウェアアップデートで対応)
■スマートフォン


「LDAC」対応スピーカー/オーディオ

■ワイヤレスヘッドホン

  • ソニー MDR-1ABT

■ワイヤレススピーカー
  • ソニー SRS-X99
  • ソニー SRS-X88
  •  ソニー SRS-X33

■ホームシアターシステム
  • ソニー HT-ST9

■オーディオコンポ
  • ソニー CMT-SX7

■LDAC対応製品一覧(ソニー)

http://faq.support.sony.jp/qa/articles/K_Knowledge/S1501150069268




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