今回は、携帯音楽プレーヤーにまつわる紛らわしい用語をご紹介しましょう。「プラグ」と「ジャック」の違いは? 他にもいろいろあります。雑学にどうぞ。
   

「ジャック」と「プラグ」の違い

こっちが「プラグ」

こっちが「プラグ」

プラグとジャックは、誰もが、ヘッドホンを接続する部分の名前を指しているのは分かっても、違いを説明できる人は少ないのではないでしょうか?

どちらがどちらでも良い話なのかもしれませんが、正確には、「プラグ」は、ヘッドホン側で凸形状の方を指します。ジャックは機器側の凹形状の方を指しています。

 

「シャッフル」と「ランダム」の違い

携帯型オーディオプレーヤーには通常、曲の再生順序を入れ替える「シャッフル」や「ランダム」といった機能があります。

どちらも同じように思いがちですが、実は、シャッフルは、対象となる曲の再生順を入れ替える際、同じ曲が重複しないようになっています。また、全ての曲を一通り再生すると自動で停止するのが一般的です。一方、ランダムは、その名の通りランダムに再生し、同じ曲が重複することもあります。

もちろん、これらの言葉と機能に関して厳密な定義があるわけではありませんし、機能名がランダムでも、動作がシャッフルと言う製品もありますが、過去のオーディオ再生機器では、ランダムとシャッフルの両機能を備えた製品もあり、「シャッフル」と「ランダム」を使い分けていた時期もありました。

 

「WAV」と「ロスレス」の違い

WAVは、CDに記録されているような非圧縮のリニアPCMデータをそのまま格納できるフォーマットです。主にリニアPCMをWindows PCで扱う際に利用され、拡張子「.wav」が付くので、「WAV」という呼び方が一般的になりました。WAVフォーマットはMP3のような圧縮フォーマットも格納可能ですが、実際の利用状況を考えると、WAV=リニアPCMと考えて差し支えないでしょう。

一方、ロスレスは、リニアPCMの音声を可逆圧縮したものです。可逆圧縮とは、素学的手法のみで折り畳むようにデータ量を少なくするので、解凍すると元のPCMデータに戻ります。つまり、「WAV」と「ロスレス」は、圧縮、非圧縮の違いはあれ、再生時には同じPCMデーターを元に再生するので、音質は同等と言えます。

因みに、MP3、ソニーのATRAC3、iPodで用いられるAACなどは「非可逆圧縮」と呼ばれ、人間の耳には聞こえないとされる高域の音や、大きな音の直後の小さな音を間引いてデータ量を劇的に少なく圧縮しています。解凍しても、元のリニアPCMデータには戻りません。

 

「イヤホン」と「ヘッドホン」の違い

耳の中に入れるのがイヤホン、頭頂部のヘッドバンドで頭に装着するのがヘッドホンです。耳掛けタイプで耳を覆うものについては、ヘッドホンよ呼ぶことが多いようです。最近は、インナーイヤー型やカナル型などのイヤホンをヘッドホンと呼ぶケースも多く見受けられますが、大意はないようです。

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