会議の議事録作成や、語学学習、楽器練習の記録、トラブル時の証拠として使うなど、ICレコーダーはさまざまな用途に用いられている。メモリーの大容量化によって高音質・長時間録音も可能になり、ここ数年で大きな進化を遂げたと言える。そこでICレコーダーの選び方とおすすめ機種を紹介していこう。


高音質化が進むICレコーダー

ICレコーダーといえば「議事録作成」や「アイデア・企画の録音」など、従来はビジネス系の用途に用いられることが多かった。メモリー容量の制限もあり、「音質」よりも「長時間録音」がウリの一つとされてきた。

ソニーの「ICD-SX1000」はCDの音質を超える「ハイレゾ」音質で録音できるので、仕事や趣味の録音のほか、音楽の発表会などでも活躍する

ソニーの「ICD-SX1000」はCDの音質を超える「ハイレゾ」音質で録音できるので、仕事や趣味の録音のほか、音楽の発表会などでも活躍する

だが最近ではMP3やWMA形式の圧縮音声だけでなく、非圧縮のリニアPCM方式(WAV形式)を採用するモデルが増え、「高音質」が最も大きなウリとなってきている。会議録音だけでなく、楽器練習や発表会などの音楽録音にも十分に満足できる音質のモデルが増えているのだ。

数年前までは各社独自の音声フォーマットによって記録するICレコーダーも多かったが、最近ではほぼMP3形式で、一部WMA形式に対応するモデルもある。どちらもPCで扱いやすい形式なので安心だ。ほとんどのモデルが高ビットレートで記録できる(高音質記録に対応している)ため、仕事などで使う上で音質的に問題のあるモデルはまずないと言っていい。

音質にこだわる人はリニアPCM形式対応モデルを選べば良く、それ以外の人はどれを選んでもまず間違いはない。

次のページでは、ICレコーダーの選ぶときのポイントをご紹介しよう。