ちょっとの間だけ友達の投稿を見たくないとき
仕事の愚痴や旅行の報告……なんだかちょっと見るのが疲れちゃう投稿ってありますよね
対処法の一つは、その友達のフォローを止めることです。フォローを止めれば、ニュースフィードにその友達の投稿は表示されなくなります。
Facebookのニュースフィードをカスタマイズする方法
(こちらの記事で紹介している「特定の友達の投稿を表示しないようにする」を参照)
とはいえ、ずっとフォローを外すのに少し戸惑うのも事実。1カ月もすれば友達も落ち着いてくるはずなので、そのころにまた設定を変えればいいのですが、さすがに1カ月後になって覚えている人は少ないでしょう。
そこで2017年末から、30日間だけ友達の投稿を表示しないようにする新しい機能「スヌーズ(snooze)」が使えるようになりました。スヌーズのもともとの意味は「居眠り」で、目覚まし時計で一定時間後にまた鳴り出す機能で有名ですが、同じように30日間後にまた友達の投稿を表示する機能です。
スヌーズは、友達だけでなく、企業などが運営するFacebookページにも使えます。興味のないキャンペーンが繰り返し表示されるときに便利です。
この記事では、スマートフォンとパソコンでスヌーズを使う方法を紹介します。最後に、スヌーズが導入されるきっかけとなった心理学の研究も紹介します。
スヌーズを使う方法
- スマートフォンの場合(iPhone・Android端末共通)
スヌーズ中にまた表示したいときには、友達のページに移動して、[スヌーズ]をタップして[スヌーズを終了]をタップします。
- パソコンの場合
なお、スヌーズをオンにしていても、メッセージのやり取りはできます。また、相手のページに移動すれば投稿を見ることができます。
相手にはバレないスヌーズ機能。ある心理学の研究が機能を作るきっかけに
このスヌーズ機能が作られたきっかけの一つは、ある心理学の研究です。この研究では、Facebookを使う10分間、自分が投稿したり友達にコメントしたりと積極的に使うよりも、ニュースフィードをながめたりリンクをタップしたりするだけという受け身的に使うほうが、その日の気分が落ち込みやすくなると示されました。つまり、眺めるだけのニュースフィードにせず、自分からアクションしたくなるようにカスタマイズすることで、気分よくFacebookを使うことができるようになる、ということです。
スヌーズを使っても相手にばれず、30日後には表示されるので、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
【関連記事】