火災保険はネットで手軽に加入できない?どうして?

安い火災保険の選び方とは?

安い火災保険の選び方とは?

火災保険をなるべく安くまたネットなどで手軽に加入したいという層は結構多いでしょう。しかし自動車保険のように車検証(必ずある)と免許証があれば試算できる自動車保険と違い、火災保険は試算に必要なものが少し多くなります。

古い物件だとそもそも必要な書類すらないケースもあり、現状持ち家の火災保険はネットで完結できるものはなく、基本は対面販売や郵送になります。

このところ火災保険料は値上げが続いている状況で負担が増えています。そこで安い火災保険を探して選ぶことについて賃貸や持ち家に分けてみていきましょう。

賃貸物件の火災保険を安くする方法とは

賃貸物件の火災保険の場合、その多くが不動産屋(保険代理店も兼業)で賃貸契約と同時に火災保険に加入するケースが一般的です。

また原則セットプランなので補償を選ぶということをほとんどしてくれません。賃貸マンションで近隣に川や山・崖などがなければ水災の補償を外せば安くなります。

賃貸に関して言うと個別にプランを作ってもらうことはできなくはありません。これは覚えておいてください。対応してくれるかは別の話です。住宅物件なら契約期間2年、プランによって掛金は1万円弱から2万円程度(地震保険なし)でしょうから、高い保険ではありません。

要は安くて手間がかかるのであまり好まれません。方法としては個別の設計を頼めないのか依頼してみましょう。賃貸の場合、ネット契約も少しずつ出始めているので自分で好きなところに加入したいと交渉してみるのも安くする方法です。

持ち家の火災保険を安くする方法

持ち家の火災保険の場合、火災保険料を安くするポイントは大きく分けて3つあります。具体的には次のとおりです。
  • 火災保険を比較して、必要な補償を選ぶ
  • 免責金額(自己負担額)をつける
  • 保険期間を長く、保険料をまとめて支払う
関連記事にもあるように火災保険には補償を選べるものがあります。大切な住まいを守るための火災保険ですから、安易に補償を削るのは勧めませんが、不要な補償は除外することも考えてみましょう。

いくつか自分で補償を選べる火災保険も少しずつ出てきています。またセキュリティシステムが導入されているならセコム損保のように割り引きできるケースもあります。該当する人は選択肢に入れてみましょう。

そのために自分の住まいのさまざまな危険度の分析も必要です。自分が想像できないような災害や事故もあるので、ハザードマップで確認したり、保険会社などに色々聞いてみるといいでしょう。

近年の火災保険は免責金額(自己負担額)の設定が自由にできるものが増えています。ある程度軽い損害は自費で負担して保険料を軽減するというのが現実的です。保険期間については長く契約すれば安いのは以前から変わりません。

現在では最長10年間(地震は5年)に改定されていますが、長い期間ほど割引がききます。またまとめて保険料を支払うほど安くなります。

火災保険、短期と長期契約はどっちがお得?

改定の情報をキャッチして早めに対応する

火災保険や地震保険などはこのところ改定が続いています。ここ数年の住まいの保険にかかる改定状況は次のとおりです。
  • 2014年07月 地震保険
  • 2015年10月 火災保険
  • 2017年01月 地震保険
保険料が下がるケースがあるものの全体の平均としてはいずれも値上げ改定です。なお、地震保険は時期は明言されていませんが、あと2回改定があることが決まっています。

値上げするならその前に見直す、値下げするなら値下げ後に見直し対応するなども火災保険や地震保険を安くする方法です。

共済に加入すれば火災保険は安い?

安い火災保険をキーワードにすると必ずでてくるのが「共済」です。厳密には火災共済といいますが、共済もメジャーなところでは都道府県民共済、全労済、JA共済などがあります。他にもその地域だけにある共済もあります。

比較的どの人にも身近で保険料(共済では共済掛金)が安いものは県民共済でしょう。実際に安いには事実です。また割戻金もあるため負担は一層減ります。但し県民共済については補償はそれなりですので利用する場合はその点をよく吟味してください。補償内容は損保の火災保険とは相当違います。

全労済も場合には、一般的な住宅であれば損保の火災保険と遜色ない補償内容になっています。自然災害の補償は標準と大型などで選べますが、細かい補償のカスタマイズは損保の火災保険ほど得意ではありません。補償される上限額が事故や災害などによって変わるのでよくチェックしておいてください。

安くてお得な火災保険を選ぶために

自分で積極的に安い火災保険を選ぶために情報収集は欠かせません。まずは自分の住まいのリスクチェックはしておきましょう。国交省のハザードマップの確認も重要です。
  • 持ち家か賃貸か
  • 実態に合わせて必要な補償・不要な補償は確認できているか
  • 持ち家なら家財はどうするか
  • 予算(長期一括払いなどは可能か)
上記のことを最初に整理してから情報を集めるようにしましょう。方針が決まらないとどう安くできるのかわかりません。安さを重視するあまり肝心なときに役に立たない火災保険では意味がありません。

商品内容は良くなっているものの、保険料の負担は以前と比べものにならないくらい増えています。情報収集を継続しながら火災保険に必要な補償を必要なだけ付帯することを心がけてください。

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