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携帯端末で無料通話

Skypeを利用するとユーザ同士は無料で通話可能です。しかし、コンピュータが必要ということがネックでした。しかし、Skypeを内蔵した携帯電話があったらどうでしょうか?今回は、その使用感をレポートします。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

Skype移動端末

画像の代替テキスト
これが、WSKP2-G/BK だ。
今回、BUFFALO社よりSkypeの携帯端末であるWSKP2-G/BK をお借りすることができましたので、早速その使用感などをお届けしましょう。

同製品は、パソコンなしでSkypeを使った無料通話ができるワイヤレスタイプの携帯端末です。対応している無線仕様は、IEEE802.11g/bですから、アクセスポイントさえあれば無料でユーザ同士の会話を楽しむことができます。 基本的に携帯なので、Skypeでサポートされているチャットや会議通話/ファイル転送などには対応していません。

IEEE802.11g/b対応の無線LAN携帯端末に今話題の無料コミュニケーションソフト「Skype™」を搭載しているので、わざわざパソコンを起動しなくてもSkypeを利用することができます。Skypeの有料オプションであるSkypeInやSkypeOutを利用すれば、通常の固定電話や携帯電話との発信および着信が可能となります。

日本全国には、5,400箇所の公衆無線LANサービス(FREESPOT)がありますので、出先や旅先でSkypeを利用することができます。ただ、ブラウザは内蔵されていないので、ブラウザ上で認証を行う一部の認証FREESPOTには接続できません。しかし、大部分のFREESPOTは認証なしで利用できるので、安心です。

フリースポットは、暗号化の無いアクセスポイントですが、自宅や会社内で利用する場合は、当然暗号化されたアクセスポイントに接続することになるでしょう。WSKP2-G/BKは、暗号化されたアクセスポイントを検出すると、その種類を判別し、暗号化キーを聞いてきます。ここで、適切な暗号化キーを入力すれば、問題なく接続することができます。暗号化は、最近の強力なWPA-PSK(TKIP/AES)にも対応していますし、従来からあるWEP(128bit/64bit)にも対応していますので、国内のアクセスポイントであれば特に問題なく接続できるでしょう。

筆者はお借りしている間、自宅の無線LANに接続して、携帯の代わりとして利用していました。最近の携帯電話と比べると、多少反応が遅いのは否めませんが、それも気になる程ではありません。音質も携帯電話並で特に違和感はありませんでした。

では、次のページから写真とそのキャプションで使い勝手をご紹介しましょう。

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