プライベートIPアドレスの割り振り
プライベートIPアドレスは、通常「192.168.~.~」という形式で各コンピュータに割り当てます。このとき、同じネットワーク内のコンピュータには、上位3つに同じ値を設定する必要があります。 これは、もしそれらの値が異なると別のネットワークと認識され、アクセスすることができなくなってしまうからです。それに対して、 下位1つの値は、異なった値にする必要があります。こちらは、ネットワーク上で同じ値を割り振ると同じ住所が2つになってしまいアクセスできなくなってしまうからです。
プライベートIPアドレスは、ルータによって各コンピュータに自動的に割り振られます。その際、Windows側は、IPアドレスを自動的に取得する設定にする必要があります。
Windows VistaもXPも初期値でIPアドレスを自動的に取得する設定になっていますが、 前任者からの引き継ぎなどの場合は、設定が異なっている可能性もあります。ネットワークを組む前に一応確認しておきましょう。具体的な確認方法は次の記事で述べます。