TCP/IP関連のプロトコル
WindowsのネットワークにTCP/IPだけがあっても、ネットワークは正常に作動しません。実は、TCP/IPを補助するプロトコルも必要です。もし、これらが無いとアクセスしたいファイルが表示されなかったり、プリンタが共有できなかったりします。以下にTCP/IPを含めてその一覧表を挙げます。ここでは、以下の項目がWindowsに揃っていないと正常にファイルをやり取りすることができないということを覚えておいてください。確認方法は、次の記事で解説します。
・Microsoftネットワーク用クライアント
ネットワークでほかのコンピュータのファイルやプリンタを利用するのに必要な取り決めです。
ネットワーク上でアクセスされる側をサーバー、アクセスする側をクライアントと言います。このクライアントに必要な取り決めが、Microsoftネットワーク用クライアントです。
・Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有
ネットワーク上でサーバー側のサービスを提供するための取り決めです。
なお、会社で利用するような大規模なネットワークでは、専用のサーバが利用されますが、LANではどのコンピュータもサーバ側になることができます。
・インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)--Vistaの場合(注1)
・インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)--Vistaの場合
(注1)XPの場合は、「インターネットプロトコル(TCP/IP)」だけになります。