NASを購入した
この間NASを買ってきました。
相談者:
NASってネットワーク上のディスクですよね。
ガイド:
はい。別名「ネットワークストレージ」 とも言われるので、そう言ってもよいでしょう。正確には、Network Attached Storageの略で、ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機のことです。ハードディスクとネットワークインターフェース、オペレーティングシステム、管理用ユーティリティなどが一体化されているので、ファイルを保存して管理するコンピュータは必要ありません。
相談者:
なるほど。随分便利そうですね。
ガイド:
今月は、今回購入してきたNSC4500GTを元にしていろいろとお話したいと思います。
相談者:
それはそうと、 NASがあると何か便利になることがあるのですか?
ガイド:
セキュリティの設定が簡単にできます。たとえば、経理の社員は、AというフォルダにはアクセスできるがBにはできない。営業の社員は、その逆といった設定ができます。また、読みとり専用や書き込み専用という設定も簡単です。
相談者:
Windowsでもそうしたセキュリティの設定ができたのではないですか?
ガイド:
そうです。しかし、設定が複雑なので、あまり利用されていないのが現状ではないでしょうか?たとえば、XPの場合クライアントとサーバー側に同じユーザを作成しないとユーザ管理ができないんです。NASであれば、サーバ側に設定するだけですよ。 クライアントの種類に制限はありません。Windowsの場合、この辺りもいろいろと制限があって面倒なんです。
相談者:
なるほど。OSが混在するような環境では、かなり使い道がありますね。
ガイド:
確かに。それから、今回購入した機種では、バックアップの設定がとても簡単にできます。この辺りは、また回を改めてご説明したいと思います。
相談者:
そうですか。楽しみです。それでは、まず製品の外観から見せてくれますか?
ガイド:
分かりました。次のページをご覧ください。