モンブラン(仏)=モンテビアンコ(伊)
スイーツでお馴染みのモンブラン。これはフランス菓子だと思われている方は多いのではないでしょうか?そもそもモンブランの「山」自体、フランスとイタリアの国境にあるので、両国共通の「山」といっても過言ではないでしょう。そしてイタリアではモンブランのことを「モンテビアンコ」とよびます。ちょうどピエモンテにある夫の実家のあたりからアオスタ方面へ向かう高速道路には、「MONTE BIANCO」という表札も出ています。ちなみに本来のモンテビアンコは、栗のペーストが中で、外側が生クリームというもの。これだと見た目も「モンテビアンコ(モンブラン)」ですよね?
さて、山のモンテビアンコではなく、甘いモンテビアンコですが、栗がメインですからやっぱり秋に良く食べられます。凄く手間がかかるのが特徴ですが、イタリアではごちそうとして重宝されます。ピエモンテ州の名産ドルチェといっても過言ではないモンテビアンコですが、イタリアでは手間がかからない様「マロングラッセ」を使用することが多々。しかし、今回はおせちで余った「栗きんとん」を使って、簡単にアレンジできる方法を御案内します。
さて、山のモンテビアンコではなく、甘いモンテビアンコですが、栗がメインですからやっぱり秋に良く食べられます。凄く手間がかかるのが特徴ですが、イタリアではごちそうとして重宝されます。ピエモンテ州の名産ドルチェといっても過言ではないモンテビアンコですが、イタリアでは手間がかからない様「マロングラッセ」を使用することが多々。しかし、今回はおせちで余った「栗きんとん」を使って、簡単にアレンジできる方法を御案内します。
簡単モンブランの材料(4人分)
簡単モンブランの作り方・手順
モンブランの作り方
1:
栗きんとんはペースト状にミキサーにかける。4粒程、栗きんとんの栗を飾りつけ用としてわけておく。なければ栗の甘露煮で代用可。
2:
生クリームに砂糖を加えて、しっかりと泡立てる。
3:
お皿にメレンゲを置き、ふんわりと生クリームをのせる。
4:
1を絞り口に入れ、まんべんなく生クリームを覆い、栗きんとんの栗を飾る。
ガイドのワンポイントアドバイス
栗きんとんはだまにならない様にしっかりミキサーにかけ、ペースト状にします。そうでないと口金からきれいに出てきません。メレンゲが面倒な場合は、カステラなどのスポンジ生地をしいても美味しくいただけます。但し、スポンジにシロップなどをつけて少し湿らせて下さい。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。