今年のボーナスはコロナの影響で少なくなりそうなので、大事に使いたいところ。でもボーナスを全部使ってしまうのは怖い、そのまま普通預金に置いておくのも勿体ない。ボーナスの活用方法で悩んでいる人のためにファイナンシャルプランナーが賢い活用方法を考えてみました。
 

活用方法1 割引を狙って保険料などの先払い

今後半年や1年以内に支払うことが確定しているものはありませんか?例えば、生命保険料や損害保険料、国民年金保険料等です。これらは月払いを年払いへ変更して早いタイミングで払うと、保険料が少し割り引かれます。ボーナスを受け取っても普通預金に入れたままでは全然増えません。であれば、今後の支出を減らすことに活用するという考えです。同じことは年間定期購読している雑誌等でも言えることです。今後も定期的に支出していく費用で、早く払うと割引になるものがないか探してみましょう。
 

活用方法2 買い物や旅行等に有効に使う!

欲しかったけれども、我慢して今まで買わなかったものはありませんか? 3カ月以上我慢していてもまだ欲しいなら、買った方が良いかもしれません。ボーナスの範囲内で買え、家族の同意(独身以外)が得られるなら問題ありません。買うことでストレスが減り、満足度の高い生活を送れるようになるなら、節約するよりお金の使い方としては全然良いです。最近はフリマアプリがかなり活性化しているので、買う前に覗いてみると良いでしょう。

また、7月頃からコロナの影響で落ち込んだ旅行・飲食業界等を税金を使って支援する制度(Go To キャンペーン)が始まります。新型コロナウイルス感染症がまだ終息していない状況で、積極的に旅行や飲食に行くのは難しいかもしれませんが、感染対策を十分にしたうえで、旅行・飲食業界を支援することはボーナスの活用方法として良いのではないでしょうか。
 

活用方法3 今年分のふるさと納税に活用

ふるさと納税は、特別控除額の上限引き上げや申告方法の簡素化(ワンストップ特例制度)、各自治体の積極的な参加等により、多くの人が利用するようになりました。

ふるさと納税は税の優遇を受けて、いつでも居住地以外の市町村や都道府県へ納税(寄附)することができますが、税の計算上は1月~12月の年単位で計算します。税の優遇を最大限受けるには、年収に連動した上限額を意識しながら納税するわけで、年始だと年収を想定しづらいですが、1年の後半になってくれば年収を想定しやすくなります。年収と家族構成がわかれば、下記サイトで全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安を簡単に知ることができます。

全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安

寄附することで受け取れる返礼品の中には、農産物も沢山あります。これから秋にかけて収穫時期をむかえる農産物だと、収穫間もない新鮮な物を受け取れるかもしれません。気になる人は調べてみると良いでしょう。

※ふるさと納税の制度については、総務省ふるさと納税ポータルサイトで確認できます。
ふるさと納税、お米、返礼品、

ふるさと納税でお米などの返礼品を受け取ることもできる

 

活用方法2 今年分のNISA非課税枠を活用

NISAは上場株式・投資信託等の値上がり益や配当金・分配金が非課税になる制度で、毎年一定の非課税投資枠があります。通常は値上がり益等に所得税・住民税・復興特別所得税で20.315%課税されるので、株式投資等をするなら是非利用したい制度です。

年間の非課税投資枠
  • 一般NISA…… 120万円
  • つみたてNISA……40万円
  • ジュニアNISA……80万円
NISAの非課税枠は使いきれなくても翌年に繰り越せません。毎年非課税投資枠の限度まで購入しているけれども、今年の枠がまだ余っている人は、ボーナスを活用して購入するのも良いでしょう。まだNISAを利用したことのない人は口座開設等の手続きから始める必要があります。今から開設の手続きを始めれば今年分の枠から活用できそうです。

※NISAの概要については、金融庁のあなたとNISAで確認できます。

新型コロナウイルス感染症の影響で家計の収支が厳しくなっている時だからこそ、ボーナスを今まで以上に賢く活用していきましょう。

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