
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、神奈川県に住む46歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【神奈川県在住46歳女性、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:契約社員
・職業:営業事務
・年収:700万円
・貯蓄額:200万円
・家賃(住宅ローン):9万2000円
・間取り:1K(マンション)
・食費:4万円
・交際費:2万円
・電気代:4000円
・ガス代:2000円
・水道代:4500円
・通信費:1万円
・毎月貯蓄に回している額:約3万円(月によって異なる)
真っ先に削った支出は「旅行代」
物価高によって家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した女性。「食費がとにかく高騰していて、値段を見ながら購入している。また、レンタカー代や交通費なども高いと感じるので、旅行を控えている」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は、まさに「旅行代」です。「できることは外出を控えることくらいなので、プライベートでの旅行を減らした。なるべく自転車や徒歩で出掛けるようにしている」といい、月1万円ほど出費を抑えることができたそう。
「月1回は旅行に行くようにしていたけど、飛行機代がどんどん値上がりしているので、電車で出掛けるようにしたり、格安チケットを購入したりしている」
まず旅行代から見直した理由は「食費や生活必需品の購入を減らすことは難しいので、趣味や余暇で使っているお金を削るしかないと判断したから」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「正直なところ、たいした削減になっている気がしない。そもそも食費や生活必需品が値上がりしているので、趣味程度の節約では功を奏さない」
「食べないとやる気も起きないし……」
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」という支出があるといいます。それは「食費」です。
「食べないとやる気も起きないし、そもそも頭が回らなくなる。なるべく貧乏な気持ちになりたくないので、食べたいものはしっかり食べるようにしている」
物価高騰の厳しい情勢の中でも、大切にするものを見極めている女性の姿勢が垣間見えます。
最後に、今後も物価高が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「もう少し家賃の見直しや住宅環境を変える必要があるかもしれない、と考えています。今住んでいるエリアよりももっと安く住める場所がある気がするから」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






