
物価高が続き、生活コストの上昇を感じている人は多いでしょう。好きで削っているわけではなく、仕方なく休日の娯楽費を削っているという人もいるはずです。ただ、そんな中でも、お金をかけずに自分なりの楽しみ方を見つけている人たちがいます。
All About編集部は全国10~70代の200人を対象に「お金をかけない休日の過ごし方」について調査を実施しました。今回はその中から、東京都に住む31歳女性のエピソードを紹介します。
回答者プロフィール
・年齢:31歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:契約社員
・職業:会社員
・年収:400万円
・貯蓄:40万円
積んでいた本を開き、頂き物の紅茶でのんびり
今回紹介する31歳女性がお金をかけない過ごし方をするようになった背景には、物価高がありました。
「物価の上昇で日々の出費が増えていると感じたことに加え、将来に備えて貯金を増やしたいと思ったことがきっかけです」
貯金を増やすため、まず見直したのは外食でした。外食の回数を減らし、どうしても外食する場合でも以前より手頃なお店を選ぶように。結果的に月1万円ほどの出費削減につながったそうです。
外食を減らしたことで、休日は自然と家で過ごす時間が増えました。そこで彼女は、すでに持っている本や趣味の道具から新しい楽しみ方を見つけるようにしているといいます。最近、特にお金をかけずに充実していた休日について聞くと、こんなエピソードを教えてくれました。
「読みたいと思いながら積んでいた本をゆっくり読み進めました。頂き物の紅茶を飲みながらのんびり過ごしたことで、特別なお金を使わなくても心が満たされ、リフレッシュできた充実した1日になりました」
これまで読めずにいた本を読む機会ができたほか、以前読んだ本を読み返すことで新たな発見もあり、「お金を使わなくても得をしたような満足感を味わえた」そうです。
思いがけない収穫も
節約のために始めた「家にあるもので過ごす休日」でしたが、思いがけないメリットもありました。それは、読書に夢中になるうちにスマートフォンから離れる時間が増え、結果的に意識的なデジタルデトックスへとつながったことです。
「久しぶりにスマートフォンをほとんど見ず、外からの情報を意識的に遮断して過ごせたことが特に気に入っています」
本と紅茶だけに集中する穏やかな時間は、情報の多い日常から離れ、心身を深くリフレッシュさせてくれる大切な時間になっているそうです。
節約しても「人との交流」にはお金を惜しまない
このように日々の娯楽費や食費を抑え、1人の時間を楽しむ一方で、「これだけは削りたくない」というものがあります。それは、友人たちとカードゲームで遊ぶ時間です。
理由は「交流ができたり、新しい関係を作れるから」。普段はスマホを置いて自分の時間を楽しみつつ、人とのつながりが生まれる場への出費は惜しまないといいます。
節約のつもりで始めたことが、いつの間にかデジタルデトックスという思わぬ収穫に。しかし、人との交流の大切さは忘れておらず、このようなメリハリのある心構えが大切なのかもしれません。
<調査概要>
私流!お金をかけない休日の過ごし方 調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年7月27~28日
調査対象:全国10~70代の200人(男性:55人、女性:142人、回答しない:2人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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