
物価高が続き、生活コストの上昇を感じている人は多いでしょう。好きで削っているわけではなく、仕方なく休日の娯楽費を削っているという人もいるはずです。ただ、そんな中でも、お金をかけずに自分なりの楽しみ方を見つけている人たちがいます。
All About編集部は全国10~70代の200人を対象に「お金をかけない休日の過ごし方」について調査を実施しました。今回はその中から、大阪府に住む33歳女性のエピソードを紹介します。
回答者プロフィール
・年齢:33歳
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:契約社員
・職業:貿易事務
・世帯年収:500万円
・貯蓄:20万円
物価高だけでなく家族の切実な事情が……
女性がお金をかけない休日の過ごし方を意識するようになった背景には、物価高だけでなく、切実な家族の事情がありました。
「物価高で何をするにもお金がかかる中で、夫が病気になり収入が減りました。家族みんなで外出ができなくなったため、今はできるだけ娯楽費を抑えて、みんなが元気になった時に使えるようにと節約の意識を持ち始めました」
以前は外出するとどうしても外食しがちだったため、まず気軽な外食の頻度を週3回から週1回に、遠くへの外出も月1回程度に減らしたといいます。これで月1万~1万5000円ほどの節約になったそうです。
今あるもので楽しむという経験ができた
外出を控えて家にいる時間が増えたことで、図書館で本を借りて読んだり、子どもと最近使っていなかったおもちゃに再び触れ直したりする機会が生まれました。最近お金をかけずに過ごした休日で、特に充実していたエピソードを聞きました。
「子どもと一緒に折り紙とおままごと、人形遊びをしました。外は暑く、家の中でできることをしたいと思い、家中のおもちゃを融合させて遊びました。子どもはとても楽しんでいて、今あるもので楽しむという経験ができてよかったです」
工夫次第で子どもが満足してくれたことが、自分自身の満足感にもつながったといいます。
小さなワクワクが、節約続きの毎日を前向きに
節約を意識する日々の中でも、女性が大切にしている小さな楽しみがあります。それは、おやつと、子どもとお風呂で楽しむ100円ショップのバスボムです。
「日常のほんの少しのことでもワクワクがあると、気持ちが上がるからです」
金額にすればほんのわずかですが、こうした小さなワクワクが、節約続きの毎日を前向きに過ごす支えになっているようです。さらに、家にいる時間が増えたことで思わぬ発見もありました。
「家にいる時間が長いと持ち物の整理をしたくなり、いらないものをリサイクルショップに持っていったら少しのお小遣いになりました。家の中でもいろいろとできることがあるんだなと。娘とのゆっくりした時間も増えましたし、家の中が整ったことで『こういうふうな部屋にしたい!』という前向きな気持ちも湧きました」
家族が元気になった時のために始めた節約が、家中のおもちゃを融合させた遊びや、持ち物の整理によるお小遣いなど、新しい楽しみや発見につながったエピソードでした。
<調査概要>
私流!お金をかけない休日の過ごし方 調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年7月27~28日
調査対象:全国10~70代の200人(男性:55人、女性:142人、回答しない:2人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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