
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、東京都に住む48歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【東京都在住48歳女性、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:契約社員
・職業:ヘルプデスク(金融機関)
・年収:280万円
・貯蓄額:20万円
・家賃(住宅ローン):5万円
・間取り:ワンルーム
・食費:2万円
・交際費:1万円
・電気代:1800円
・ガス代:4000円
・水道代:3600円
・通信費:6000円
・毎月貯蓄に回している額:1万円
真っ先に削った支出は交際費
物価高によって家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した女性。「食費がとにかく上がったので、外食を減らしなるべく自炊。食材も無駄にせず、見切り品などを使って切り詰めています」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「交際費」だといい、月1万円ほど出費を抑えることができたそう。
「約束していない急なお出掛けやイベントの参加、会食はお断りするようにした。外出する際も、決めたスケジュールに沿うように行動し、帰りも遅くならないように心掛けています」
まず交際費から見直した理由は「遊びに行くと疲労がたまり、持病の悪化につながるため、医療費が増えてしまうから。また、持病悪化で仕事を休むことになると、収入も減り悪循環になるため」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「交際費の1万円ほどを削ることで、生活にも余裕ができました。また、その1万円を貯金に回しても、生活できるくらいには、手元にお金が残るので安心感も得られています」
毎月数カ所の通院や投薬治療が必要なため
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」という支出があるといいます。それは「医療費」です。
「持病が多く、どうしても毎月数カ所の通院や投薬治療が必要なため、命に関わるからです。治癒ができない病気なので、削ることはできません」
物価が高騰する中でも、厳しい闘病と向き合う女性の実態がうかがえます。
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「少しでも楽しいことをしつつ、心と身体に余裕ができる生活を続けられるようにしたいです」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






